ホラーの名手Bloober Teamの新作、「20年前のゲーム『RULE of ROSE』のリメイクではないか」との推理をCEOが直々に否定。“薔薇”の謎は深まるばかり
Bloober Teamのカウントダウンサイトが、『RULE of ROSE』のリメイク版のティザー用ではないかといった推理も多くみられるが、スタジオのCEOが否定している。

Bloober Teamは1月1日より謎のカウントダウンサイトを公開しており、先日1月29日には同サイトが更新。薔薇のイメージと共に意味深なメッセージが表示されるようになり、さまざまな考察が飛び交っている。2006年発売の『RULE of ROSE』のリメイク版のティザーではないかといった推理も多くみられるが、Bloober TeamのCEOはこの推理について否定。リメイク版ではないことも明言している。
Bloober Teamは、ポーランドに拠点を置くスタジオだ。ホラーゲーム『Layers of Fear』シリーズを手がけてきたほか、2024年に発売された『SILENT HILL 2』のリメイク版の開発を担当し、高い評価を獲得。また昨年発売されたSFサバイバルホラー『Cronos: The New Dawn』も好評を得るなど、ホラーゲーム開発に定評のあるスタジオだ。
同スタジオが1月1日に突如公開したサイト「https://remosdneulserorehsoovamceyerd.com/」は、当初カウントダウンのみが表示されていたが、1月29日の更新により薔薇のイメージ画像が追加。あわせて「Some things never leave the walls. They only learn to wait.(決して壁を離れないものもある。ただ、じっと待つ術を覚えるだけだ。)」という意味深なメッセージが表示されており、クリックするとノイズ音と共にウィリアム・ブレイクの詩「病める薔薇」の一節が読み上げられる演出も用意されている。カウントについては日本時間2月15日0時に終了する見込み。
更新後の本サイトについてはさっそく多くの考察が寄せられており、なかでも薔薇が押し出されていることから『RULE of ROSE』のリメイク版のティザーではないかとの推理も散見される状況だ。『RULE of ROSE』とはPS2向けに2006年に発売されたサイコミステリー・アドベンチャーゲーム。舞台となるのは、森に迷い込んだ少女ジェニファーがたどり着いたローズガーデン孤児院だ。孤児院は少女たちにより“階級制度”が設けられて支配されており、ジェニファーはそんな孤児院でさまざまな災難に見舞われながら謎を解き明かしていく。
同作を手がけたのは『チュウリップ』の開発元として知られるパンチライン。企画原案などを木村祥朗氏が手がけており、当時のソニー・コンピュータエンタテインメントから発売された。シリーズ化や新展開はなかったものの、独特な世界観なども一定の評価を受けた作品であり、『SILENT HILL』シリーズに続いてBloober Teamがリメイクを担当するのではないかという推察がおこなわれたようだ。
ただ今回、Bloober TeamのCEOであるPiotr Babieno氏はLinkedInにてそうした噂を否定。「Nice guess, but no(良い推理だけど違う)」としつつ、ティザーサイトで告知予定のタイトルがリメイクではないことを明言した。また『RULE of ROSE』の関連作品ではないかと訊くファンに対しては、同作とまったく無関係なゲームであると伝えている。ちなみに別のユーザーへの返答を見るに、『Observer』シリーズの新作でもないそうだ。
今回のPiotr氏の投稿で、Web上で多く見られた“『RULE of ROSE』のリメイク版説”はあっさりと否定されたかたち。リメイクですらないことが明言されており、どのような新作となるのかは注目されるところだろう。なお同氏はあくまで『RULE of ROSE』の関連作品ではないと伝えているのみであり、既存タイトルに関連する新作という可能性も残されている。いずれにせよ、日本時間2月15日0時のカウントダウン終了に期待したい。
この記事にはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。



