まさかの“開発スタジオ交代”となった『Cities: Skylines II』、交代後初のアプデは「都市の色変更」「ライティング・天候要素強化」などてんこ盛り。その一部チラ見せ

Paradox InteractiveおよびIceflake Studiosは1月30日、『Cities: Skylines II』の開発状況について発表した。今回はIceflake Studiosが手がける“初のパッチ”の内容が一部紹介されている。

パブリッシャーのParadox InteractiveおよびデベロッパーのIceflake Studiosは1月30日、『Cities: Skylines II』の開発状況について発表した。同作は昨年、開発元がColossal OrderからIceflake Studiosに交代となり、今回はIceflake Studiosが手がける“初のパッチ”の内容について一部紹介されている。

『Cities: Skylines II』は、高い評価を得た都市開発シミュレーションゲーム『Cities: Skylines(シティーズ:スカイライン)』の続編だ。プレイヤーは居住区やインフラなどを整備し、さらに産業を活性化させながら街を一から建設。市民の生活や経済などが複雑にシミュレーションされ、それらのニーズや状況変化に対応しながら街を発展させていく。

『Cities: Skylines II』は前作に引き続きColossal Orderが開発を手がけ、2023年10月に発売。最適化不足などさまざまな課題を抱えており、ブラッシュアップが進められてきた。またPS5/Xbox Series X|S向けに同時発売となる予定だったコンソール版についても並行して開発が進められていた。

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ところが2025年11月、開発元がColossal OrderからIceflake Studiosに変更されることが発表。理由については明かされなかったものの、Paradox InteractiveとColossal Order双方の合意による決定として今後はそれぞれ別の道を歩むことが伝えられていた。またColossal Orderは今後新たなプロジェクトに取り組むことも明かされていた。

Iceflake Studiosは火星都市建設シム『Surviving Mars』『Surviving the Aftermath』を手がけてきたことで知られるフィンランドのスタジオで、2020年にParadox Interactiveに買収された。シミュレーションや都市建設ゲームの開発経験が『Cities: Skylines II』の新たな開発元として抜擢された背景にあるという。コンソール版を含め、今後のすべての開発を引き継ぐことが説明されている

このたびはそんなIceflake Studiosから初めて『Cities: Skylines II』の開発状況が明かされた。今後は「City Corner」という公式ニュースにて本作の開発情報が伝えられていくようで、その第1回が公開されたかたち。ニュースによると、同スタジオが手がける初のパッチは順調に開発が進めば2月後半に配信される見込みとのこと。かなり多くの変更が含まれているそうで、その一部が紹介されている。

同パッチではまず、建物の着色機能が実装される予定。ユーザーのyenyang氏によるMod「Recolor」に着想を得た機能だそうで、アセットにカスタムカラーを設定できるようになるという。現状では建物や小物オブジェクト(prop)、車両のみが対象となるものの、将来的にはさらなる種類のオブジェクトや樹木・植物にも対応できるように対応が進められているそうだ。カラーカスタマイズにおけるUIも披露されており、特定の地区内の建物すべてに色を付けるといったことも可能だという。

そしてUIに関してはより情報が分かりやすくなるような大幅な刷新も進んでいるという。新規プレイヤーの導入プロセスを簡潔にして、一部アイコンはより直感的に意味が分かりやすいデザインになっているとのこと。ツールバーについてはもっとも大きく手が加えられているそうで、色やデザインの変更のほか、需要バーがより目立つようになっている。

このほか、ゲーム内百科事典の開発も進められており、こちらはプレイ中にすべての情報を参照できるような機能だという。初回パッチには間に合わないものの、その後も実装が予定されているそうだ。

さらには昼・夜のライティングの改善もおこなわれ、夜間の視認性アップや空のテクスチャの更新もほどこされる。マップごとの気候の違いも表現されるようになり、たとえば寒帯マップでは熱帯マップに比べてより多くの雪がみられるように。また、雪が降ると地表や建物などに雪が積もるようになるそうだ。これまでほとんど雪が積もらなかった仕様を、“フィンランド流に”調整した結果だという。

さらに地面のテクスチャをよりリアルに見せる手法や、樹木をもっと密集して配置したり樹木の成長具合を変更できるようにしたりなど、環境についてはほかの部分の改善にも着手されているとのこと。初回のパッチに間に合わない可能性もあるものの、次回のパッチに含められることを見込んでいるそうだ。

今回の発表を見るにIceflake Studiosは、開発を受け継いで早々に『Cities: Skylines II』に広範な調整をおこなっているようだ。スタジオ交代後の初のパッチとしても注目のアップデートであり、配信日を含め続報にも注目したい。なおパッチの配信前にもういちどCity Cornerとして、メカニクスの変更点や今後の取り組みが紹介されるそうだ。

『Cities: Skylines II』は、PC(Steam/Microsoft Store)向けに発売中。Xbox Game Pass向けにも提供されている。

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Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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