女子高生幽霊「死因解明」ホラーミステリー『久我山栞の死様手帖』正式発表。レーティング“18歳以上”、記憶と死に様を追い求める物語

Laplacianは1月29日、『久我山栞の死様手帖』のSteamストアページを公開した。

ビジュアルノベルメーカーのLaplacianは1月29日、『久我山栞の死様手帖』のSteamストアページを公開した。同作はNintendo Switch/PC(Steam)向けに、2026年発売予定。価格は税込3400円となっている。情報解禁にあわせて、公式サイトも公開されている。

『久我山栞の死様手帖』は、死因と未練を探してカジュアルに自殺を繰り返す女子高生の幽霊にまつわる、オカルトコメディを主軸としたホラー系ミステリービジュアルノベル作品だ。本作のメインキャラクター久我山栞は、名前以外の記憶を失った推定女子高生の幽霊である。本作で彼女は、もう一度死ねば成仏できるのではないかと考え、死してなおカジュアルに自殺を繰り返していた。しかし何度死んでみても、彼女の魂は現世にしがみついたままだった。

本作の主人公は、そんな彼女と意思疎通が可能な唯一の生者である。生者の主人公は幽霊の久我山栞と共に、記憶と死に様を追い求めていく。彼女はどういった人間で、なぜ死んだのか。彼らはやがて一つの事件へたどり着き、死の真相を知る。推定女子高生の幽霊の死因と未練を探す、ホラー・ミステリーが繰り広げられる。

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主人公と久我山栞は、女性が死亡した事件を調査し、死に様を再現することで幽霊の記憶を取り戻そうとする。本作はビジュアルノベルとなっている。度々現れる選択肢を選びながら、物語を読み進めていくのだ。本作では久我山栞が死因と未練を探すために必要な選択が、プレイヤーに全て委ねられているとのこと。エンディングは複数用意されており、選択によっては思いがけない結末も待っているそうだ。

また本作では都市伝説図鑑やアーカイブ収集といった要素も用意されている。公開されている動画やスクリーンショットでは、再現した死因や事件の内容といった顛末を記した「死様手帖」が登場。作中の事件や都市伝説などが、収集要素でも描かれるのだろう。キャラクターとしては、主人公と久我山栞以外に、本名不明の推定女子高生の幽霊・ギャル子さん、いつも図書館にいる女性の幽霊・司書さんが登場する。声は久我山栞役を小鹿なおさん、ギャル子さん役を風間万裕子さんが担当。Steamストアページ上の表記によると、フル音声に対応するそうだ。

本作は、ビジュアルノベルメーカーのLaplacianが制作している。Laplacianは、美少女ゲームを手がけてきたメーカー。全年齢版もリリースされた『白昼夢の青写真』については、「ErogameScape -エロゲー批評空間-」にてデータ数1354件により中央値90/平均値88を獲得するなど、内容が高く評価されてきた。同作については、ノベライズ版も発売。メーカーとしては2025年7月に『記憶の鍵盤』をリリースし、ユーザーレビュー56件中89%の好評率となっている。

本作『久我山栞の死様手帖』は、『記憶の鍵盤』など3作品と共に2025年5月に発表。『きまぐれテンプテーション』『9-nine-』などに携わってきたシナリオライターのかずきふみ氏と、イラストレーターのぺれっと氏が携わることも明かされていた。

今回はそんな『久我山栞の死様手帖』の情報が、ストアページ公開と共に解禁された形となる。主な制作陣としては、かずきふみ氏が原案、ぺれっと氏が原画を務め、Laplacianの緒乃ワサビ氏が脚色・製作総指揮を担当するという。また想定プレイ時間は6時間から10時間程度とされている。レーティングはIARCの18+。ストアページ上の表記によると本作には暴力的な表現、恐怖を煽る演出、自殺を想起させる描写などが登場。流血表現もあるが、配信サービスへ配慮して血の色が変わる表現フィルターモードも用意されているそうだ。幽霊が自殺を繰り返す過程で、IARCの18+に相当する恐怖演出や暴力表現などが待っているのだろう。

久我山栞の死様手帖』は、Nintendo Switch/PC(Steam)向けに発売予定だ。

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Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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