「Shadow of Mordor」の続編『Shadow of War』が正式発表。Monolithがふたたび開発担当、「ネメシスシステム」はさらに拡張へ
Warner Bros. Interactive Entertainmentは、『Middle-earth: Shadow of Mordor(シャドウ・オブ・モルドール)』の続編『Shadow of War』を正式発表した。発売日は8月22日。対象プラットフォームはPS4/PS4 ProおよびXbox One/Project Scorpio、さらにWindows 10版がSteamとWindows Storeにて販売される。Xbox Play Anywhereに対応しており、Windows Store版とXbox One版はどちらかを購入すれば双方が手に入り、セーブデータや追加コンテンツなども共有することができる。
本作の舞台はふたたび中つ国(Middle-earth)となり、プレイヤーは新たな指輪の力でサウロンやナズグルの軍勢に戦いを挑むことになる。映像を見る限りでは、前作の主人公であるレンジャー「タウロン」と、彼に力を貸す幽鬼「ケレブリンボール」が主役となるようだ。小説本編にも登場する「ケレブリンボール」は、「三つの指輪」を作り上げた人物でもあり、映像内でタウロンが装備している指輪は一体何なのか、物語的には大きな焦点となるだろう(なお小説本編でフロドたちの運命を引っかき回した「一つの指輪」を除くと、三つの指輪は最大の魔力を持っていたと設定されている)。
開発は前作から引き続きMonolith Productionsが担当。前作の核であった「ネメシスシステム」がさらに拡張され、プレイヤーの行動や意思決定によってゲーム内の環境やキャラクターすべてが形作られるようになる。具体的には忠誠や裏切りの概念を持つ「従者(Followers)」が新たに導入され、また「ネメシスフォートレス(Nemesis Fortresses)」を通じて要塞やオークの軍勢にも動的な変化が与えられるという。
なお今回公開された映像はシネマティックとなるが、現地時間の3月8日にはゲームプレイ映像が解禁されるとのことだ。続報に期待しておこう。