『アークナイツ:エンドフィールド』、「ケーブルちょっと足りない」問題がなぜかブームに。悲しみの80.1メートル
『アークナイツ:エンドフィールド』にて、協約核心などから繋げる「ケーブル」に悩まされるユーザーが散見されている。

HypergryphおよびGRYPHLINEは1月22日、『アークナイツ:エンドフィールド』をリリースした。本作がさっそく人気を博すなかで、工業要素における「ケーブル」に悩まされているユーザーからの“嘆き”も集まり、ネットミームのように賑わっている。
『アークナイツ:エンドフィールド』は、『アークナイツ』を手がけている中国・上海のゲーム開発会社Hypergryphによる新作ゲームだ。2Dタワーディフェンスであった『アークナイツ』からは打って変わって、3Dリアルタイム戦略RPGとなる。舞台となるのは巨大ガス惑星タロスの衛星「タロII」。プレイヤーはエンドフィールド工業の「管理人」と呼ばれる伝説の存在として、さまざまな脅威に晒されるこの星で物語を紡いでいく。戦略性のある戦闘のほか、工場自動化シムのような要素「集成工業システム」も特徴となっている。

集成工業システムに関連しては、フィールドの各地にも各種設備を設置可能。たとえば素材となる鉱石を掘る電動採鉱機は、採掘ポイントに設置することで、自動での素材収集をし、倉庫への自動での無線搬送も可能だ。ただしそうした電動の設備の稼働のためには電力を供給しなければならない。電力は協約核心またはサブ協約核心からケーブルを介して送電スタンドや中継タワーと接続することで、その周囲の設備を稼働させることができるようになっている。
そして、そのケーブルはプレイヤーが実際にフィールドを歩いて繋げることになる。送電可能な距離およびケーブルの距離には限界があるため、ところどころにタワーを立てつつ、フィールドのあちこちへと送電していくわけだ。このケーブル接続において、一風変わった悲鳴が続出しているようだ。
というのもX(旧Twitter)上では、中継タワーの送電距離上限である80メートル付近でケーブルを接続しようとしたものの、あとちょっと足りずに絶望する様子がネットミームのように定着し始めている。いずれも管理人がケーブルを手にするなどしつつ立ち尽くしており、哀愁すら感じさせる佇まいとなっている。おそらく中継タワーをぎりぎりの間隔で配置して配置数を節約しつつ、のちほどケーブルを繋げようとした結果、ケーブル長が超過してしまったのだろう。
本作では先述の通りケーブルは歩いて繋げることになる。ここで計算されるケーブル長はタワー間の直線距離ではなく、プレイヤーキャラの歩いた道のりがケーブル長に反映されるかたちだ。蛇行したり、ジャンプしたりすればその分ケーブルの長さとして計算されてしまう。そのため80メートルギリギリでタワーを配置すると、少しの操作のブレでも80メートルを超えてしまう可能性はある。そうした人々による嘆きは広く共感と注目を集めているようだ。
先述のとおりケーブル長はルート次第であるため、数歩戻って再挑戦すれば蛇行が解消された場合には事なきを得る場合もある様子。「接続ボタンを連打しながら再挑戦しろ」といった力業じみたアドバイスも一部で広まっているようである。なおすでに設置済みのタワーについては、インタラクトし「設備詳細」から「移動」を選択すれば、配置のやり直しも可能だ。ただ置き直す手間を極力避けるべく、まずは力業を試すユーザーもいるのだろう。

なおケーブルの接続中でも送電スタンドや中継タワーの配置は可能。つまりタワーは“先置き”する必要はなく、ケーブルを伸ばしつつ適当なタイミングで“後置き”をすることができる。上述した置き直しの億劫さのほか、そうした仕様を知らずにイチかバチか80メートルぎりぎりの位置に中継タワーを先置きしている場合も、上述したような悲鳴に繋がっている可能性はある。というのも中継タワー設置のチュートリアルでは、最初の1本を置く際にタワーの“先置き”を要求される。その後2本目からはチュートリアルの手順上は“後置き”になるものの、1本目での教えに従うユーザーも一定数いるのかもしれない。
プレイを進めるうちにさまざまな設備を展開していくことになる本作。その際に送電網構築は重要であり、中継タワーの設置数を節約するために80メートルギリギリを攻めるプレイヤーが多いことも、今回の“ケーブル足りない管理人”のネットミーム発生の背景としてあるのだろう。数多くのプレイヤーがタロIIのインフラ整備に勤しんでいることもうかがえる。
『アークナイツ:エンドフィールド』はPC(公式サイト/Epic Gamesストア)/PS5/iOS/Android向けに基本プレイ無料で配信中。
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