こだわり刀鍛冶ゲーム『ブレイドソング』がさっそく大人気。“世界に一本だけの刀剣”を製造、3Dプリンター出力機能もある

Mythwrightは1月22日、刀鍛冶ゲーム『Bladesong – ブレイドソング』の早期アクセス配信を開始した。

パブリッシャーのMythwrightは1月22日、SUN AND SERPENT creationsが手がける刀鍛冶ゲーム『Bladesong – ブレイドソング』の早期アクセス配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)。ゲーム内は日本語表示に対応している。

『Bladesong – ブレイドソング』は、一人の刀鍛冶として生きるシミュレーションゲームである。舞台となるのは人類が滅亡の危機に陥っているファンタジー世界。人々は最後の安息の地であるエレンの砦に身を寄せ、かろうじて生きながらえている。強靭な意志と剛腕を持つ「仮面の王」はリーダーとして人々をまとめ上げているが、暴君としても知られていた。エレンの砦の周囲では、反乱の兆しも囁かれている。プレイヤーはそんな砦に集う人々の中で、一人の腕利きの刀鍛冶として依頼をこなしていくことになる。

ゲームは依頼を受注し、要求を満たす刀剣を鍛えて納品するという流れで進んでいく。刀身の長さや、全体の重量やバランスなど、刀剣には細かなステータスが設定されている。鍛冶でこうしたさまざまな値をうまく調整して、要求を満たす刀剣を作り上げるのだ。

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鍛冶はハンマーで刀身を形作る「刀身モード」と、装具を取り付ける「柄モード」に分かれている。刀身モードでは刀身の長さ、厚み、幅、断面を調整していくことになる。このとき、叩く場所や強さといった繊細な操作は要求されない。長さを変更したい場合には長さを変更するモードを選択するといった簡便なシステムになっているため、作りたい刀剣のイメージに近づけていくことだけに集中することができるだろう。

ゲームが進行するにつれて鍛冶に使える素材やパーツ、刀剣の形状、彫刻を彫り込む技術などが充実していく。最初はシンプルな両手剣くらいしか作れないが、少しずつ刀剣の種類やデザインなど凝ったものを作れるようになっていくのだ。切れ味鋭い日本刀、艶めかしいラインの曲刀、華やかな装飾の宝剣、雷をまとう魔法剣……思い描くままに刀剣を作ることができる。

ちなみに、本作で作った刀剣はSTLファイル形式でエクスポートすることができる。つまり、3Dプリンタで実際に手に持てるものとして出力することが可能だ。刀鍛冶として生きていくストーリーモードとは別に、最初からあらゆる要素を使えるクリエイティブモードも存在する。なんでもありの3D刀剣デザインツールのように使うこともできるわけだ。

そんな本作は早期アクセス配信の開始直後から多くの好評を集めている。本稿執筆時点でSteamユーザーレビューは130件あり、そのうち96%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。本作は刀鍛冶として刀剣を作ることに特化しているのが特徴だ。基本的にテキストで描写されていくストーリーは、あくまでも刀鍛冶の気分を盛り上げることに徹している印象。レビューでもこの刀鍛冶に特化している点は好意的に受け取られているようで、刀剣作りの自由度と使いやすさが特に高く評価されている。一方で、日本刀作りに関しては機能的に不自由な面もあると指摘されている。今後の改善が期待される。

本作を手がけるSUN AND SERPENT creationsは、ドイツを拠点とするインディーゲームデベロッパーである。本作が同スタジオとしては初の作品となるが、メンバーとしてはMoon StudiosやNinja Theoryといったスタジオの出身者も在籍している。どちらのスタジオも世界観や演出を高く評価されている作品の開発元として知られており、本作の世界観も刀鍛冶としての気分を高めてくれるだろう。

本作の早期アクセス期間は約1年ほどとなる見込みである。2026年中に刀鍛冶ツールのさらなる改善と、ストーリーモードの充実を図り、2027年に正式リリースを予定しているとのことだ。刀鍛冶ツールについては、現時点でも150種類以上のパーツ、30種類以上の素材、多数の彫刻などが用意されている。すでにかなり豊富なバリエーションの刀が作れそうだが、マニアックな要望などにも応えていくのだろう。

『Bladesong – ブレイドソング』はPC(Steam/Epic Gamesストア)向けに早期アクセス配信中。現在どちらのストアでもリリース記念セールが開催されており、ともに定価の10%オフとなる税込2070円で購入可能だ。セール期間はSteamでは2月6日3時まで、Epic Gamesストアでは2月5日23時までとなる見込みだ。

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Naoto Morooka
Naoto Morooka

1000時間まではチュートリアルと言われるようなゲームが大好物。言語学や神話も好きで、ゲームに独自の言語や神話が出てくると小躍りします。

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