ワンターン必殺カードゲーム『One Turn Kill』さっそく大人気。カードを回しまくって1ターンで決着をつける、爽快デッキ構築バトル

わくわくゲームズは1月16日、電電が手がけるデッキ構築カードバトルゲーム『One Turn Kill』をリリースした。

パブリッシャーのわくわくゲームズは1月16日、電電が手がけるデッキ構築カードバトルゲーム『One Turn Kill』をリリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)。Nintendo Switch向けにもリリース予定。本作はさっそく多くの好評を集めている。

『One Turn Kill』は1ターンで決着をつけるデッキ構築PvEカードゲームである。主人公はエージェントの女性ザスキア。プレイヤーはザスキアとして、妹のリタとともに、ある施設への潜入任務を遂行することになる。見張りを倒し、警護を突破して、あっさりと任務完了……と思いきや、気がつくと出発直前の時点に戻ってきてしまっていた。夢にしては、やけに記憶は鮮明である。そんな状況に違和感をおぼえながらも、ザスキアは再び任務へ赴くのだ。

ゲームは敵との1対1のバトルを次々と突破していく形式となっている。本作の特徴として、バトルは1ターンで決着する。最初に回ってくる自分の手番で相手を倒しきれば勝利、相手に手番を渡せば敗北という、極めてシンプルな仕組みだ。

唯一の攻撃機会となる自分の手番では、コストの許す限りいくらでもカードを使って行動することができる。本作でカードを使うために必要なコストは、デッキを構成する山札の残り枚数だ。たとえば、コスト3のカードを使う場合、山札から3枚カードを引くことになる。山札の残り枚数が足りない場合、カードは使えないわけだ。

カードの中には手札から任意のカードを山札に戻す、つまり特定のカードの出番を後回しにしつつ、コストを回復させる効果を持つものもある。山札の残り枚数とカードのコストを考慮して、うまくカードを回して強力なコンボを繰り出して1ターンで決着をつけるのだ。

また、デッキを構成するカードとは別に、任意のタイミングで発動できるスキルも存在する。シンプルにダメージを与えるものや、任意のカードを複製するなど、効果はさまざま。カードと組み合わせることで、より多彩な戦術を生み出すことができる。

ちなみに本作のデッキはカード20枚で構築されている。デッキは任務開始前に編集することができ、ゲーム進行に応じて新たなカードを獲得する機会もある。プレイするたびに、さらに強力な1ターンキルができるようになっていくだろう。

なお、敵によってはプレイヤーのターン進行中に干渉してくるものもいる。いわゆるお邪魔カードのようなものをデッキに混入させてくるものや、カードの一部を封印してくるものなどが存在し、コンボが一辺倒なデッキだとうまく動けなくなってしまうこともあるのだ。そのため、デッキ構築では敵を想定した対応力も考慮する必要がある。

そんな本作はリリース直後から好評を博しており、本稿執筆時点でSteamユーザーレビューは約100件、そのうち94%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。本作はバトルが1ターンで決着するというわかりやすさと、その1ターンの中で多彩なカードを組み合わせる戦略性、練りに練ったデッキで縦横無尽の攻撃を繰り出す爽快感が共存するカードゲームである。レビューではそうした戦略性の高さや爽快感が高く評価されているほか、グラフィックやBGMといった演出面や、ストーリーや登場キャラクターなども好評だ。

本作を手がける電電は、もとは東京科学大学デジタル創作同好会traPのハッカソンイベントへの参加チーム名である。チーム名の由来はメンバー3名がたまたま電気電子系所属だったためとのこと。同チームは2021年度冬季のハッカソンで、本作の前身にあたる作品『OneTurnKill』を制作しており、同イベントでの最優秀賞を獲得している。このハッカソン版は、本稿執筆時点でもGoogle Drive経由でダウンロード可能だ。山札の残り枚数をコストとするアイデアをもとに、ゲームがどのように発展したのか比較するのもおもしろいかもしれない。

『One Turn Kill』は、PC(Steam)向けに配信中。Nintendo Switch向けにもリリース予定。Steamでは現在リリース記念セールが開催されており、1月30日までの期間限定で定価の20%オフとなる税込960円で購入可能だ。

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Naoto Morooka
Naoto Morooka

1000時間まではチュートリアルと言われるようなゲームが大好物。言語学や神話も好きで、ゲームに独自の言語や神話が出てくると小躍りします。

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