バグ活用・怪異ホラーADV『GliTCHiA』発表。グリッチ使用でレトロゲームを攻略、ただし背後にも注意

個人開発者のミドリコ氏は1月9日、『GliTCHiA(グリッチア)』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

個人開発者のミドリコ氏は1月9日、『GliTCHiA(グリッチア)』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、リリース時期は未定。発表にあわせて、Steamのストアページや動画なども公開されている。

『GliTCHiA』は、背後のドアに気をつけながらグリッチも活用してレトロゲームで大切なものを探す、2D×3Dなホラーアドベンチャーゲームである。本作の舞台はクラウド空間の最果て、ゲームたちの墓場だ。本作ではそんなデータ空間に囚われたプレイヤーが、「アビと魔物の森」なるレトロゲームをプレイ。背後のドアに気を配り、怪異に対処しながらレトロゲームの主人公を間違ったエンディングから救い出そうとする。怪異と対峙しながらグリッチも活用してレトロゲームを進める、緊張感のあるゲームプレイが繰り広げられる。

本作でプレイヤーは、主人公を導いた何者かから渡されたレトロゲームをプレイして、間違ったエンディングの原因を突き止める。動画やスクリーンショットなどを見る限り、「アビと魔物の森」なるレトロゲームは2Dアクションゲームであるようだ。プレイヤーはアビというキャラクターを操作して、さまざまな仕掛けのあるステージを進行。ゲーム内に隠された思い出の品を見つけて、かつて捨てたものを思い出さなければならないのだという。

ただし同作は作りかけであり、バグだらけ。単にゲームを進めていくだけでは、手に入らない要素なども存在するようだ。そこで本作ではレトロゲームに用意された仕掛けに加えて、グリッチも使用する。具体的には、デバッグコンソールでステージを回転させたり、バグで壁や障害物を通過したりなど、グリッチも活用してレトロゲームを攻略していくのだ。

またバグだらけのレトロゲームは行動次第で狂い、グリッチの隙間からおぞましいものが出現。三次元空間へ侵食してくるのだという。本作でプレイヤーは背後のドアに気を配り、怪異にも対応しながらレトロゲームをプレイするのだろう。要素としては、ゲーム内のショップではアイテムやヒント、特別コンテンツなどが購入可能。ゲームオーバー時には、さまざまなイベントやスチルなども用意されているという。また本作ではレトロゲーム内で「たいせつなもの」を見つけることが目的とされている。たいせつなものを見つけると、アビがシリーズの中で成長。アビと主人公の関わりが解き明かされると、本当のストーリーが始まるそうだ。

本作は、個人開発者のミドリコ氏によるみどりげーむずが手がけている。過去作としては、『絶対に幽霊なんて出ないおるすばん』を始めとしたホラーADV「絶対に幽霊なんて出ない」シリーズや、マルチエンディングクイズホラー『旅ゲーム』などをリリースしてきた。2024年9月リリースの『絶対に幽霊なんて出ないサーカス団』では、記事執筆時点でSteamのユーザーレビュー19件中100%の好評を獲得。可愛らしく描かれた世界やカジュアルな内容などが評価に繋がっていたようだ。

本作『GliTCHiA』では、「絶対に幽霊なんて出ない」シリーズから結末のコレクションや霊障による変化といった要素を踏襲しつつ、開発が進められているのだという。プレスリリースによればシナリオ・演出を含めて、同シリーズよりあらゆる面を大幅に作り込んだ集大成になるそうだ。

『GliTCHiA』は、PC(Steam)向けにリリース予定。2026年初夏の発売を目指して開発が進められているそうだ。

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Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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