『ファタモルガーナの館』開発者、新作ミステリー「Project Code M」のシナリオ完成を報告。ファンの“信頼を裏切らない”、大作シナリオ

NOVECTの縹けいか氏は1月8日、「Project Code M」のシナリオを書き終えたと報告。シナリオに期待しているファンの信頼を裏切らないとのことだ。

国内のインディーゲームレーベルNOVECTの縹けいか氏は1月8日、「Project Code M」のシナリオを書き終えたと報告した。開発は終盤戦に差し掛かっていると伝えられていたが、今回シナリオが完成。いよいよリリースが近づいてきているようだ。

「Project Code M」は、殺人鬼と探偵の視点から連続殺人事件を追いかけていく、「殺し、解く 推理アドベンチャーゲーム」だ。本作の舞台は、現代日本の東京下町。主人公は、死体処理業者のコンビである。プレイヤーは死体処理を生業とする主人公と共に、浅草や吉原などを探索。連続殺人事件を追っていく中で、日本の裏社会といったダークサイドも描かれるという。

ゲームプレイとしては、プレイヤーはマップを移動して調査や聞き込みを実施。死体処理業者の探偵として死体を消したり、スマホの中身を調べたり、証拠品の3D調査をおこなったりなど、情報を集めて事件の真相を追っていく。また殺人パートでは、殺人犯の視点から完全犯罪をおこなう。遠隔密室殺人の完遂や遺書の偽装など、殺人犯として難解な事件を作り上げる。本作では死体処理業者の探偵と殺人犯、双方の視点から連続殺人が描かれるわけだ。要素としては、20名以上の個性的なキャラクターや、3Dの探索パートも登場。サスペンスとしての刺激的な展開、ミステリーとして謎が解ける快感が体験できる作品として、開発が進められているという。

本作は、縹けいか氏によるインディーゲームレーベルNOVECT(旧Novectacle)が手がけている。レーベルの代表作としては、『ファタモルガーナの館』をリリース。同作は記事執筆時点で、Steam版のユーザーレビューが5246件中94%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得するなど、プレイヤーから高く評価されてきた。同作は2012年末に初頒布された後、国内外でコンソール版などがリリースされており、2025年5月時点でシリーズ累計30万本を突破しているそうだ。

本作「Project Code M」は2022年5月に発表された、NOVECTによる新作だ。発表後は同レーベルのpixivFANBOXなどで開発の状況や映像といった情報が公開。開発が7年以上続けてられてきたことや、正式なタイトルがすでに決定済みである点なども明かされていた。また12月の開発月報では、シナリオが95%ほど完成。1月1日に公開された年始の記事においては、開発が順調に進んでおり、終盤戦に差し掛かっていると触れられていた。

今回はそんな「Project Code M」のシナリオを書き終えたことが、縹けいか氏から報告された。同氏のポストによると本作は大作であり、分量は『ファタモルガーナの館』を超えているという。一方で単に長いわけではなく、冗長な部分を削ぎ落としつつ、シナリオを執筆。ゲームとしては『ファタモルガーナの館』とは違う方向性の作品であるものの、シナリオに対する信頼は裏切らないそうだ。同氏自身が大作と語るシナリオに期待したい。

Project Code M」は、PC/コンソール向けに開発中だ。

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Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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