『デトロイト ビカム ヒューマン』Steam版、急にめちゃくちゃプレイヤー数を伸ばす。年末だけで「100万本売れた」との推計も

『Detroit: Become Human』のSteamにおける同時接続プレイヤー数が新記録を樹立した。Steamウィンターセールにおける大幅割引が背景にあるようだ。

Detroit: Become Human』のSteamにおける同時接続プレイヤー数が新記録を樹立した。同作はSteamでは2020年にリリースされた作品ながら、ここにきて過去最大の盛り上がりを見せている。背景にはSteamウィンターセールにおける大幅割引があるようだ。

『Detroit: Become Human』は物語重視のアドベンチャーゲームだ。舞台となるのは2038年のアメリカ・デトロイト。同作の世界ではアンドロイド技術が高度に発達しており、広く普及。そうしたなか、“自我”に目覚めたとされるアンドロイド「変異体」が次々と出現する。社会はアンドロイドの取り扱いをめぐり、激しく揺さぶられることに。プレイヤーはコナー・カーラ・マーカスの3人のアンドロイドの主人公の視点を通して、倫理的なジレンマをともなう選択肢を選びながら、分岐していく物語の結末を追う。

本作は2018年にPS4向けに発売。Steamでは2020年に配信が開始された。豊富な分岐をともなうシナリオが人気を博し、2024年10月にはPS4版とPC版の合算で、売り上げが1000万本を突破したことが報告されている。そんな『Detroit: Become Human』は、近年のSteamでの同時接続プレイヤー数はおおよそ5000人程度で推移(SteamDB)。5年以上前にリリースされた物語重視のシングルプレイ作品ということを踏まえると十分多い数字だが、大きな盛り上がりを見せているわけではなかった。

ところが昨年の12月18日、Steamウィンターセールが始まると本作の同時接続プレイヤー数は右肩上がりに急上昇した。あっという間に2万人を超え、1月4日にはこれまでのピークを更新する2万5615人を記録。その後も勢いは衰えず、連日ピーク時に2万人を超える水準を保っている。リリースから5年以上たって、Steamで過去最大の盛り上がりを見せているわけだ。

ゲーム市場分析会社Alinea Analyticsの推計では、今回のSteamウィンターセールで『Detroit: Become Human』は約100万本を販売。『ARC Raiders』に次いで、2番目に多く売り上げた作品になったという。本作ではSteamウィンターセール2025にて、過去最大の値引き率となる90%オフのセールが実施されていた。これまでもセールの度にプレイヤー数を増やす傾向はみられたものの、やはり“90%オフ”のインパクトが大きかったのだろう。多くの新規プレイヤーが本作に触れるきっかけとなったようだ。

Steamでは最新作から旧作まで、幅広いタイトルが並行して販売されている。今回の『Detroit: Become Human』は、いわゆる定番タイトルでも大幅割引などをきっかけにして大きくプレイヤー数を増やすことがある実例といえるだろう。年末年始に多くのプレイヤーが、コナーやカーラの運命に頭を抱えていたことがうかがえる今回の数字。Steamウィンターセール2025はすでに終了しているものの、『Detroit: Become Human』を始め気になる作品があったらウィッシュリストに登録して、次のセールを期待して待つとよいかもしれない。

『Detroit: Become Human』はPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS4向けに配信中だ。

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Akihiro Sakurai
Akihiro Sakurai

気になったゲームは色々遊びますが、放っておくと延々とストラテジーゲームをやっています。でも一番好きなのはテンポの速い3Dアクションです

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