配信終了となった彩京STGのSteam版、販売元を変えて再リリース。まずは『戦国エース』『ガンバード』『ストライカーズ1945』から

パブリッシャーのKMBOXは12月30日、シューティングゲーム『戦国エース』『GunBird』『Strikers 1945』のPC(Steam)版を配信した。

パブリッシャーのKMBOXは12月30日、シューティングゲーム『戦国エース』『GunBird』『Strikers 1945』のPC(Steam)版を配信した。価格は各1200円で、リリース記念セールとして2026年1月7日までは30%オフの840円(税込)で購入可能。

この3作品は、彩京が手がけたシューティングゲームの移植版だ。PC版は、もともとシティコネクションより販売されていたが、今年10月31日に配信終了となっており、今回KMBOXによって再リリースされた格好である。

『戦国エース』は、1993年にアーケードで稼働開始した、彩京の第1弾タイトルとなる縦スクロール・シューティングゲームだ。ソロプレイおよびローカル2人同時プレイに対応。邪教集団に立ち向かう和の世界観を特徴とし、6人のキャラクター=自機から選択してプレイする。通常ショットとスペシャルウエポンを駆使でき、通常ショットは溜めることでスーパーショットを撃てる。

『GunBird』は、19世紀ヨーロッパをモチーフにした世界を舞台にする縦スクロール・シューティングゲーム。ソロプレイおよびローカル2人同時プレイに対応。自機として、5人の大空の冒険者から選択してプレイする。ショットは、溜めることでキャラクターごとに異なる特殊攻撃を発動でき、またアイテムによるパワーアップも可能だ。

『Strikers 1945』は、第二次世界大戦を舞台にした縦スクロール・シューティングゲームだ。ソロプレイおよびローカル2人同時プレイに対応。実在する各国の名戦闘機6機から自機を選択でき、オプション護衛機による多彩なフォーメーション攻撃の存在が特徴。

開発元の彩京は現在は存在せず、現行プラットフォーム向けの移植版はエディアの子会社であるゼロディブが開発。そして前親会社のシティコネクションより販売されたが、先述したように今年10月31日にPC(Steam)版のみ配信終了となった。ライセンス契約の終了が理由とのこと(関連記事)。

そうしたなか韓国のパブリッシャーKMBOXから、先に紹介した3作品が今回再リリースされた。同社は、iOS/Android向けに彩京シューティングゲームの販売をおこなっていることで知られる。再リリース版も開発元表記はゼロディブとされており、内容は同じ模様である。

戦国エース』『GunBird』『Strikers 1945』のPC(Steam)版は現在配信中だ。コンソール版についてはシティコネクションより引き続き販売されている。

なおKMBOXは、『戦国ブレード』『GUNBIRD 2』『STRIKERS 1945 II』のPC(Steam)版の再リリースも計画しているようだ。すでにストアページが公開されており、2026年第1四半期に配信予定とされている。

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Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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