『シャドウバース ワールズビヨンド』試練の石板が、事実上の弱体化。ドロー時にコストがかかるようになり、財宝ロイヤルも弱体化か

12月29日のメンテナンス時に、「試練の石板」のカード能力が変更。ファンファーレの効果は変わらないものの、アクトによるドロー効果にコストが1かかるようになり、事実上弱体化となる。

Cygamesは12月29日、『Shadowverse: Worlds Beyond(シャドウバース ワールズビヨンド)』の最新情報を公開した。12月29日のメンテナンス時に、「試練の石板」のカード能力が変更。ファンファーレの効果は変わらないものの、アクトによるドロー効果にコストが1かかるようになり、事実上弱体化となる。

『Shadowverse: Worlds Beyond』は、Cygamesより配信中のデジタルTCG『Shadowverse』の完全続編だ。本作では前作のルールを踏襲しつつ、新要素として後攻用のエクスチェンジチケットPPや、新たな超進化といった要素を導入。1日1回カードパックがもらえる仕組みや、3D空間上で交流できるパークも登場し、新しいカードプールでの対戦が繰り広げられてきた。なお本作は2025年6月に配信開始。12月29日のメンテナンス後には、第5弾カードパック「花酔遊戯」も配信予定となっている。

今回はそんな本作にて、「試練の石板」を対象としたカード能力の変更が発表された。「試練の石板」は、これまで場に設置したあと、リソースの消費なしでアクトによって毎ターンデッキからカードを1枚ドローできた。カード調整後は、「試練の石板」のアクトがコストなしからコスト1へ変更。事実上弱体化となるわけだ。詳細な調整理由などは明かされていないものの、バランス調整のためカード能力の変更がおこなわれるそうだ。

試練の石板は、第3弾カードパック「絶傑の継承者 / Heirs of the Omen」にて登場した、ニュートラルクラスの3コストのアミュレットだ。カード使用時には、デッキ内の各カードが1枚になるように重複するカードを消滅。盤面に設置したあとは、「アクト」を発動させると毎ターン1枚までデッキからカードをドローできた。使用時に3コストが必要なものの、その後ずっとコストなしでドローができる便利な性質からか、実装後は多数のデッキにて採用。直近では、現環境で特に強力なデッキの一つである「財宝ロイヤル」にも採用されていた。カード能力の調整後も、無限に使えるドローソースである点は変わらないものの、コストが1かかるようになることで、これまでよりもぐっと行動が制限されそうだ。

『Shadowverse: Worlds Beyond』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/iOS/Android向けに配信中。第5弾カードパック「花酔遊戯」や「試練の石板」弱体化を含むメンテナンスは、12月29日11時から14時30分に実施予定だ。

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Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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