『League of Legends』開発元、「LoL 2」を作る予定はないときっぱり否定。ただし“たっぷりドデカ刷新”はあり
『League of Legends(LoL)』の開発チームが12月19日に公開した「Dev Update」では、「LoL 2」の制作予定はないとのこと。一方で『LoL』に向けては、ゲームを大きく刷新するアップデートが予定されているとのことだ。

『League of Legends』(以下、LoL)の開発チームは12月19日、開発者メッセージ「Dev Update」を公開。動画内にて、かねてより噂されていた「League of Legends 2」を手がける予定はないと明言。一方で、来年2026年以降の『LoL』に向けた大きな変更予定などのプランを明かしている。
『LoL』は基本プレイ無料のMOBA(マルチプレイヤー・オンラインバトルアリーナ)だ。プレイヤーは、170体以上存在するチャンピオンと呼ばれるキャラクターを選択。5対5のチームに分かれ、相手の本拠地に存在する建造物「ネクサス」の破壊を目指す。チャンピオンはそれぞれ強みが大きく異なり、5人のチーム内でも各個人が異なったロール(役割)を担当する。海外向けには2009年に初めてリリースされ、日本サーバーは2017年に登場。数億人規模のプレイ人口が存在するともいわれる人気タイトルだ。
そんな『LoL』について、続編やリメイクされた新たな『LoL』、「LoL 2」が早ければ2026年に登場する、という噂が一部ではささやかれていた。ところが今回、12月19日に公開された「Dev Update」にて、「これまでも、これからも(作ることは)ない」と明言された。
そして動画内では、2026年以降の『LoL』についての長期的な計画を明かしている。進行中の作業はお披露目できる段階にないとしつつも、新たにゲームクライアントの刷新を進めているとのこと。本作はゲームプレイにあたって、クライアントとは別に試合用のクライアントが立ち上がる構造になっている。刷新後はこれが完全に1つのクライアント内で完結するスタイルになると見られる。
また通常のゲームプレイにて用いられるマップ「サモナーズリフト」のビジュアル面での刷新も進めるという。先日にはサモナーズリフトに冬仕様のビジュアルアップデートが施されたが、そうしたアップデートではなく、「まったく新しいビジュアル(entirely new visual)」とのことで、大幅な変更が加えられるのだろう。
あわせてゲームプレイのアップデートも行われる見通しで、ルーンやゲーム開始前に選択する要素(pre-game choice)に変更が加えられるという。さらに新たなゲームプレイの追加もされていくとのことで、「LoL 2」としてのリリースではなく、あくまで『LoL』を刷新しアップデートしていく方針であることが伝えられたかたちだ。
こうした変更要素の詳細については、『LoL』のeスポーツ大会である「MSI」と「Worlds」の間に発表されるとのこと。例年通りのスケジュールであれば、夏ごろに詳細がお披露目されることになりそうだ。
『League of Legends』はPC向けに基本プレイ無料で配信中だ。
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