“プレイヤー擬態AI”紛れ込み協力ホラー『ミメシス』早くも売上100万本突破。「AI強化」アプデ実施でさらに緊張感マシマシ

KRAFTONは12月18日、『ミメシス』のグローバル販売累計売上が100万本を突破したことを報告した。

パブリッシャーのKRAFTONは12月18日、『ミメシス(MIMESIS)』のグローバル販売累計売上が100万本を突破したことを報告した。あわせてアップデートも配信される。

『ミメシス』は、AI技術を活用した最大4人による協力型サバイバルホラーゲームだ。舞台となるのは、夜になると奇妙な雨が降り注ぐようになった世界。その雨に濡れた人々は、他人の見た目や行動、そして声や記憶までをも模倣する「ミメシス」と呼ばれる存在へと変異してしまう。この世界における生存者である4人のプレイヤーたちは、古いトラム(路面電車)を動かして物資を集め、仲間との信頼を脅かすミメシスに抗いながら生き残ることになる。

近接ボイスチャットのある一人称視点で、広く暗いステージを探索していく。ステージから物資を持ち帰ることが目的だ。しかし、ステージにはプレイヤーに擬態するミメシスが存在。ミメシスは強化学習ベースのAI技術によって、人間の外見や行動だけでなく、声色や話し方すらも学習して模倣する。ミメシスに襲われると死亡してしまうため、仲間が本当に人間なのか見極める心理戦が繰り広げられる。

本作は10月27日に早期アクセス配信を開始し、インフルエンサーを中心に人気を集めたタイトル。同時接続プレイヤー数はピーク時に連日5000人前後を記録中(SteamDB)。Steamユーザーレビューでは約5000件中86%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。

そしてこのたび、本作のグローバル販売累計売上が100万本を突破したことが発表された。早期アクセス配信の開始から約50日での記録だという。なおKRAFTONがパブリッシングをおこなう傘下スタジオのタイトルとしては、ライフシムゲーム『inZOI』に続き、今年2本目のミリオンセラーとなったそうだ。

ところで、本日12月18日には本作に向けてコンテンツアップデートが配信されている。プレイヤーの拠点であるトラムの性能強化が可能となり、修理工場でアップグレードすることでスクラップの保管効率が向上するとのこと。また、ミラーボールを設置してフレンドとディスコパーティーを楽しむことができるように。さらに購入済みのギアを強化する機能も追加されているといい、戦略性の高いプレイが可能となるそうだ。なおアップデートにあわせてAIであるミメシスの強化もおこなわれ、行動パターンがさらに多彩かつ予測困難になっている模様。より緊張感の増したゲームプレイが楽しめるのだろう。

『ミメシス(MIMESIS)』はPC(Steam)向けに、早期アクセス配信中。12月19日午前3時からはSteamウィンターセールにより、20%オフの税込960円にて購入可能となる予定だ。

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Shion Kaneko
Shion Kaneko

夢中になりやすいのはオープンワールドゲーム。主に雪山に生息しています。

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