最大4人協力・極寒列車サバイバル『EverRail』発表。バッテリーが切れるか食料が切れるか、停車は常に“タイムリミット付き”
Aesir Interactiveは12月16日、Icebird Studiosが手がける『EverRail』を発表した。

パブリッシャーのAesir Interactiveは12月16日、Icebird Studiosが手がける『EverRail』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)。
『EverRail』は、凍てついた荒廃世界を列車で進んでいくオープンワールド・サバイバルクラフトゲームである。最大4人までの協力マルチプレイにも対応している。プレイヤーは人類の生き残りとして、列車を使って各地を探索することになる。本作に登場する列車は生き残った人類にとって唯一のライフラインである。列車はバッテリー駆動で、バッテリーが切れてしまえば移動もできず、暖を取ることもできなくなる。つまり死が訪れるわけだ。そのため、プレイヤーは生き延びるために列車を走らせ、各地で食料やクラフト素材などの物資を獲得し続けなければならない。

現時点で公開されているトレイラーやストアページを見る限り、本作に登場する列車は走るためにエネルギーを消費するのではなく、走ることでエネルギーを生み出す機構となっているようだ。バッテリーが切れることは死を意味するため、走り続けなければならない。しかし、プレイヤーたち人間は食料などの物資を必要とする。そのため各地でやむなく列車を止め、バッテリーが切れないように限られた時間の中で探索をするわけだ。エネルギーと物資の二者択一と、時間的制約によるジレンマが本作の特徴と言える。
ゲームプレイは列車での移動と、列車を止めておこなう徒歩での探索、そして列車から分離するグライダーのようなものによる空中偵察の3つのパートが基本となっている。マップには探索スポットや獲得が期待できる物資が示されているため、グライダーによる空中偵察で情報収集をおこない、列車でエネルギーを生み出しつつ移動、目的地に到着したらできるだけ迅速に探索をおこなう、といった流れで進めていくことになるようだ。

探索中には敵対的な存在も確認でき、TPS(三人称視点シューター)の銃撃戦が展開されている。プレイヤーはスキルツリー方式でさまざまなアップグレードをおこない、各々が独自の強みを発揮していけるようだ。また、列車には多数の車両が連結しており、車内にはクラフト施設も存在している様子。とはいえ、移動し続けなければバッテリーが切れてしまう都合上、アップグレードやクラフトといった準備にもこだわっている暇はなく、目的地までの移動時間内で手早くおこなうことになりそうだ。
ちなみに、協力マルチプレイ中に脱落した場合は代わりの乗客が登場する仕組みとなっているようだ。全員が脱落するまではゲームは続くようで、もしかすると脱落したプレイヤーは探索に参加できない立場となり、他のプレイヤーを間接的にサポートするような役割になるのかもしれない。


本作は2026年に早期アクセス配信を開始予定で、早期アクセス期間は約1年間となる見込み。ゲームプレイの改善やコンテンツの充実を図るとともに、ローカライズも進めていくとされている。今後の日本語対応状況にも注目したい。
『EverRail』はPC(Steam/Epic Gamesストア)向けに開発中。2026年に早期アクセス配信開始予定だ。
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