話題のゾンビ感染者診断仕分けシム『Quarantine Zone: The Last Check』来年1月13日発売へ。避難所で人々を容赦なく検問、感染者を見逃せば大惨事

Brigada Gamesは12月17日、『Quarantine Zone: The Last Check』を日本時間2026年1月13日に発売すると発表した。

デベロッパーのBrigada Gamesは12月17日、『Quarantine Zone: The Last Check』を2026年1月12日に発売すると発表した。日本では時差の関係で1月13日になる見込み。本作の対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示に対応予定。

『Quarantine Zone: The Last Check』は、検疫をテーマにしたゾンビサバイバルゲームだ。プレイヤーはゾンビパニックが発生した町の検疫官となり、避難所に押し寄せる人々を選別していく。

プレイヤーは検問所にやってくる人々の全身をくまなく観察して、ゾンビウイルスに感染していないかを判断する。身体に噛み傷があれば即アウトだが、咳や出血など判別が難しい症状もある。観察した結果に基づいて、避難を許可するか、隔離して様子を見るか、“処分”するかを決断することが可能。判断に成功すれば報酬が得られる一方で、間違えてしまうと罰金や誰かの悲劇が待っている。ゾンビウイルスの感染者を見逃せば、健康な生存者が全滅する大惨事につながるリスクもある。プレイヤーの選択の一つひとつが、大勢の命運を左右するわけだ。

本作では、基地の運営も重要な要素となっている。プレイヤーは生存者のためにベッドや食料を確保し、限られた資源のバランスを考えながら管理しなければならない。さらに、物資をカートで運搬したり、基地の施設を整備することも必要だ。また定期的に基地を襲撃するゾンビの群れに対しては、ドローンを操作して掃討するシューティングパートも用意されている。そうして集めた生存者を無事に避難させることが、プレイヤーに課せられた使命となる。

本作は今年5月に無料デモ版を配信し、先日にはDiscordコミュニティにてクローズドベータテストを実施。これまでウィッシュリスト登録数が100万件を突破するなど、高い注目度を誇っていた作品だ。『Cult of the Lamb』や『Inscryption』といった人気インディーゲームを多数手がけるDevolver Digitalがパブリッシングを担当することでも期待が高まっていた。

そんな本作が2026年1月13日にリリースされると発表された。当初今年11月の発売が計画されていたものの、その後2025年内の発売予定へと変更。そこからさらに延び、年をまたぐことにはなってしまったものの、具体的な発売日がようやく決定したかたちだ。開発元のBrigada Gamesにとって初めての作品ということで、険しい道のりだったとしながらも、無事にマスターアップを迎えられたとのこと。なお欧米向け価格は19.99ドルとされており、地域別の価格は発売日に明らかになるとのこと。日本円では2000~3000円程度になるとみられる。

『Quarantine Zone: The Last Check』はPC(Steam)向けに、日本時間2026年1月13日に発売予定。現在無料体験版が配信中だ。

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Shion Kaneko
Shion Kaneko

夢中になりやすいのはオープンワールドゲーム。主に雪山に生息しています。

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