『カービィのエアライダー』アプデで「リック」だけ弱体化。マイルド化地上爆走ハムスター

『カービィのエアライダー』に配信されたアプデにて、リックのみが弱体化。そのほか多数の調整がおこなわれている。

任天堂は12月12日、『カービィのエアライダー』に向けて更新データVer. 1.2.0を配信。各マシンに調整が加えられたほか、ライダーとしては「リック」に下方修正が加えられている。

『カービィのエアライダー』は、『星のカービィ』シリーズのレースゲーム『カービィのエアライド』の続編だ。それぞれ能力のことなるカービィやデデデ大王、メタナイトなどのライダーとなり、個性的なエアライドマシンに乗ってレースをする。簡単操作を採用しつつも、ライバルを攻撃してスピードアップさせるなど戦略的なゲームプレイが特徴だ。

本作に向け、任天堂は本日12月12日に更新データVer. 1.2.0としてアップデートを配信した。アップデートでは、かねてより不具合が報告されていた、シティトライアルのイベント「怪鳥ダイナブレイド飛来!!」の想定外の発生率の低さや、長時間フリーランをおこなった際のタイマー進行がおかしくなる不具合が調整されている。そのほかバランス調整も実施されており、特に「リック」がライダーとして単体の調整が実施され、弱体化されたことが注目を集めている。

リックは『星のカービィ2』にて初登場したしもべキャラクター。各作品ではカービィを背中に乗せて走ることができ、氷の上でも滑らないことや、垂直な崖を連続ジャンプで登れるといった、地上での機動力が持ち味となっている。『エアライダー』でもその特徴は反映されており、最高速や攻撃力、耐久力、重量が特に秀でている。反面空中性能は控えめで揚力や飛行速には難があり、“地上特化”性能といえるだろう。

そんなリックだが、高耐久かつ高い攻撃力を有する特徴を活かし、シティトライアルを中心に数多のライダーを蹴散らすことのできる“強キャラ”としての評価を獲得していた。スペシャル「リックだいばくそう」ではマシンから降りて直接リックが爆走。高速で走れるほか、接触したマシン/キャラへの攻撃も可能であり、エアライドにおいても力を発揮していた。

今回そんなリックがひとり名指しで弱体化された。具体的には耐久力と防御力が下方修正され、「リックだいばくそう」の攻撃力も下方修正され、全体的に攻撃/防御性能がマイルドになったかたち。とはいえ地上の走破性能は変わらず、今後も特定シチュエーションでは十分に活躍できそうだ。

なお今回のアップデートでは、全マシン共通でクイックスピンで壁にぶつかった際の反発が弱くなった。一部のマシンにおいて、クイックスピンで壁にぶつかった際、速い速度を維持することができていた状態を軽減している。本作ではクイックスピンを用いた走法として「スピンダッシュ」と呼ばれるテクニックが用いられることがあり、その調整と思われる。また各マシンについても各種ステータスが調整されている。詳細についてはパッチノートを確認されたい。

カービィのエアライダー』はNintendo Switch 2向けに販売中だ。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

記事本文: 1675

この記事にはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。