PS5・高難度SFシューター『SAROS』来年4月30日に発売延期。『Returnal』開発元の新作、約1か月発売伸ばしてしっかり仕上げる
ソニー・インタラクティブエンタテインメントは12月12日、Housemarqueが手がけるTPS『SAROS』を2026年4月30日に発売すると発表した。

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは12月12日、Housemarqueが手がけるTPS『SAROS』を2026年4月30日に発売すると発表した。これまで3月20日発売とされていたため、1か月ほど延期されたかたちだ。
本作は、不気味な日食に包まれ、その姿を変え続ける異星を舞台に戦うSFアクションシューターだ。対応プラットフォームはPS5で、PS5 Proへの最適化もおこなわれる。

『SAROS』にてプレイヤーはソルタリ社の護衛官アルジュン・デヴラジとなり、不気味な日蝕に包まれた惑星カルコサにて、連絡途絶の入植地を探す。カルコサには多種多様な敵対生物が存在し、弾幕攻撃にてプレイヤーを襲う。回避・防御・パリィといったアクションで敵の攻撃をさばき、武器やスキルを駆使して戦うのだ。
今回の発表に際しては、主人公のアビリティのひとつであるパリィが紹介された。R1ボタンを完璧なタイミングで押すことで、特定の発射物を敵に跳ね返し、破壊したりよろめかせたりできるとのこと。このほかにも、敵の投射物を防ぎつつ、そのエネルギーを吸収できる「ソルタリシールド」や、エネルギーをチャージして強力な攻撃を放つ「パワーウェポン」なども存在。また本作では、「セカンドチャンス」と呼ばれるアビリティによって死亡しても1度だけ復活でき、より強くなって蘇生できるという。

探索の合間には拠点であるパッセージを訪れることとなり、ここでは永続的なアップグレードをアンロック可能。また、仲間のキャラクターたちと交流する要素も存在する。ただし、彼らは日蝕がもたらす狂気に徐々に呑まれていき、信頼していた仲間たちが新たな脅威となって立ちはだかる可能性があるそうだ。
本作の開発元Housemarqueは、『Returnal』などを手がけたことで知られるスタジオだ。今回発表された発売延期について同スタジオは、自らの掲げるビジョン以上の作品に仕上げるためであると説明した。来年には、死から甦るたびに強くなる成長システムや、日蝕により変わりゆく世界、そしてより詳細なゲームプレイなど、さらなる情報を続々と届ける予定とのことである(PlayStation.Blog)。
『SAROS』は、PS5向けに2026年4月30日発売予定だ。PS Storeでは本日より予約受付が開始されており、価格は通常版が8980円、ゲーム内アイテムや最大48時間の早期アクセス権が同梱するデジタルデラックスエディションは9980円(ともに税込)となっている。また、12月18日午前10時からはパッケージ版の予約受付が開始される。
この記事にはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。




