『カービィのエアライダー』桜井D、「DLCなし、近いうちにチーム解散」と明言。調整アプデあと“1回くらい”で完成されたバランスを目指す

ゲームクリエイターの桜井政博氏は12月12日、Nintendo Switch 2向けソフト『カービィのエアライダー』についてDLCの制作体制を持たないことを改めて発表。開発チームも近日解散になることが伝えられている。

『カービィのエアライダー』は、『星のカービィ』シリーズのレースゲーム『カービィのエアライド』の続編だ。それぞれ能力のことなるカービィやデデデ大王、メタナイトなどのライダーとなり、個性的なエアライドマシンに乗ってレースをする。簡単操作を採用しつつも、ライバルを攻撃してスピードアップさせるなど戦略的なゲームプレイが特徴だ。

本日12月12日、『カービィのエアライダー』に向けてアップデートVer.1.2.0が配信された。この配信にともなって、本作のディレクターを務める桜井政博氏がX上で引用するかたちでポスト。『カービィのエアライダー』については、近日開発チームが解散する旨も発表。本作はDLCを配信しないことがすでに伝えられており、今回改めてその方針が明かされたかたち。

そのため桜井氏は、短い期間で手を打てるうちに､何年後でも問題なく遊べるバランスを目指すと発言。今後1回ほどの調整で“完成されたバランス”として楽しんでほしいと伝えている。

近年では長期にわたるアップデートやDLCの発売によって長期に運営されるタイトルも多い。一方で『カービィのエアライダー』については、「ここにあるものがすべて」として、DLCや続編の制作をしない意向が示されただけでなく、継続的なバランス調整も実施しないとの方針が明かされたかたちだ。

『カービィのエアライダー』はNintendo Switch 2向けに販売中だ。