「1戦2分半」高速対戦パズル『星爆狂騒夜:スターバースト・フィーバーナイト』Steamにてお披露目。ハイテンポ“キャラ操作式”パズル

わくわくゲームズは12月8日、『星爆狂騒夜:スターバースト・フィーバーナイト』のSteamストアページを公開した。

わくわくゲームズは12月8日、『星爆狂騒夜:スターバースト・フィーバーナイト(星爆狂歡夜Starburst Fever Night)』のSteamストアページを公開した。同作は日本語字幕に対応し、PC(Steam)向けにリリース予定。ストアページ上では、日本語の概要などが公開されている。

『星爆狂騒夜:スターバースト・フィーバーナイト』は、盤上でキャラクターを操作してパズルで戦う、対戦型のパズルゲーム作品だ。本作の舞台となるアンドロメダ銀河のアンドロメダ皇室では、第18王子サララの誕生日を祝うため、伝統的な祭典『星爆狂騒夜:スターバースト・フィーバーナイト』が盛大に開かれようとしていた。しかし祭典を開催するには、一族の人数が足りない。そこでサララは異なる世界から自分の世界へ人々を召喚。祭典を盛り上げようとする。参加者たちによる狂乱の一夜が繰り広げられるという。

作中の祭典『星爆狂騒夜:スターバースト・フィーバーナイト』は、対戦型のパズルゲームとして繰り広げられる。プレイヤーはスターブロックを動かして、有利な盤面を作成。同じ色をブロックをたくさんつなげるなど、ブロックを消して対戦相手への勝利を目指すのだ。2分30秒後の対戦終了時に、スコアの高かったほうが勝利となるようだ。

ただし本作では、プレイヤーの操作対象がブロックではなく、プレイアブルキャラクター自身となっている。ゲームが始まると、盤上には色とりどりのブロックに加えて、選択したキャラクターが登場する。彼らを4方向へ動かすと、ブロックもあわせてスライド。キャラクターの操作によって、ブロックを揃えていける。本作ではキャラクターを操作することで、対戦相手とのマッチ3パズルを戦っていくのだ。

システム面では、本作では独自のパズル消化メカニズムが採用されているという。開発中のバージョンで確認した限り、シンプルに3つ並んでいるだけでは消えず、より多くの同じ色のブロックが固まっていると消せるようだった。キャラクターを操作する形式であるため、プレイヤーは対戦中、動かしたいブロックの場所までたどり着く道筋も考える必要がある。デフォルメされた会話らしい絵柄のキャラクターたちには、それぞれスキルも存在。勝敗に関わるスコアは、長い連鎖などによって大量に獲得できるようだ。

本作は、台湾の大学生クリエイターチーム四點宵夜幫(4am wanna eat)が手がけている。本作ではitch.ioにて開発中のバージョンが配信中となっているほか、ゲームイベントなどへ出展しながら、開発が続けられてきたようだ。またパブリッシャーのわくわくゲームズのポストによると、本作のリリースに向けてはゲーミフィケーション研究所のGamesation Labが参加。わくわくゲームズが台湾インディーを推す継続的な取り組みの初作品にもなるそうだ。

『星爆狂騒夜:スターバースト・フィーバーナイト』はPC(Steam)向けに、日本語字幕に対応して2026年リリース予定。開発中のバージョンは、itch,ioにてPC/ブラウザ向けにName your own price形式で公開されている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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