マルチ対応「物理演算」派手コンボARPG『クラウドハイム』好調な滑り出し。敵を浮かせて仲間としばきまくる豪快バトル冒険ゲーム
Noodle Cat Gamesは12月5日、『クラウドハイム』の早期アクセス配信を開始した。

Noodle Cat Gamesは12月5日、『クラウドハイム』の早期アクセス配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)。PS5/Xbox Series X|Sにも販売される予定だ。日本語表示にも対応する。
『クラウドハイム』はラグナロクによって崩壊した世界を舞台とする協力型アクションRPG。ソロプレイのほか、最大4人でのオンライン協力プレイに対応している。プレイヤーはバトルやクラフトによって、北欧神話風の世界でかつての栄光を取り戻していく。アクションRPGをベースに、サバイバルゲームや建設ゲームなどといったさまざまなジャンルの要素を含んだ作品だ。

本作では巨大な古代の亀「オーディンシェル」の背中に拠点を築き、ゲートを通じて複数の島やダンジョンへ足を運ぶことになる。フィールド探索や敵との戦闘だけでなく、謎解きなどの要素も存在。ダンジョンをクリアすれば貴重な報酬を得ることができるだろう。
また施設に素材を並べたりすることで、インベントリを介さずにクラフトをおこなう没入型のクラフトシステムを採用している。武器やアイテム、スキルなどを作製し、キャラクタービルドの強化に活用するのだ。バトルシステムとしては、格闘ゲーム風のコンボアクションが導入されている。敵を空中に打ち上げ、コンボをアドリブで組み立てながら攻撃。武器種によって異なるさまざまなスキルを組み合わせたり、仲間と連携してコンボを重ねたりして戦っていく。

本作はNoodle Cat Gamesが開発を手がけ、日本国内向けのマーケティングサポートをNextingが担当している。今年7月からオープンベータテストが開催され、10月には日本語にも対応した体験版が配信開始。そしてこのたび早期アクセスでリリースされた。さっそく多くのプレイヤーが世界に足を踏み入れているようで、Steamでは初日のピーク時におよそ1000人の同時接続プレイヤー数を記録(SteamDB)。ベータテストにおけるプレイヤー数を超えるなど、盛り上がりを見せている。
本作の一番の特徴は物理演算によるダイナミックな戦闘システムだろう。さまざまなスキルを駆使しながらコンボで敵を浮かせ続けることが可能であり、十数体もの敵が飛び交う状況も発生。そうした派手なゲームプレイを、美しいビジュアルを保ちつつフレームレート面でも快適に遊べる点には特に評価が寄せられている。

一方で、マルチプレイにおける進行状況がホストのセーブデータに紐づいている点などには不満の声も寄せられている。本作はデモ版だけでなく製品版においても、ゲスト側のワールドではマルチプレイで得た経験値が反映されない仕様となっている。協力プレイ要素が押し出されているタイトルながら、他のプレイヤーとの遊びにくさが指摘されている。
これを受けて、Noodle Cat Gamesはさっそく進行状況の仕様に関するアップデート計画を発表。本日のパッチでキャラクターの信頼度やクラスの進行度はワールド間で共有されるようになり、来週には取得経験値についても共有できるようにするとのこと。ユーザーのフィードバックをもとに迅速なアップデートが進められている格好だ。今後本作の人気がどのように推移するのかにも注目したい。
『クラウドハイム』はPC(Steam/Epic Gamesストア)向けに早期アクセス配信中。それぞれのストアで12月19日までリリース記念セールも実施されており、定価の10%オフで販売されている。PS5/Xbox Series X|S向けにも販売予定だ。
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