オープンワールド原始世界サバイバル『Soulmask』来年春ついに正式リリースへ。部族を集めて作業自動化&冒険する人気作、「飛行船拠点」や新マップなどドカ盛りDLCも来る

Qooland Gamesは12月5日、『Soulmask』を2026年春に正式リリースすると発表した。原始生活を生き抜くオープンワールド・サバイバルゲームだ。

パブリッシャーのQooland Gamesは12月5日、CampFire Studioが手がける『Soulmask』を2026年春に正式リリースすると発表した。また正式リリースにあわせてDLC「Shifting Sands」が配信される見込みだ。本作の対応プラットフォームはPC(Steam)。

『Soulmask』は、原始生活を生き抜くオープンワールド・サバイバルゲームだ。プレイヤーは神秘な仮面の庇護を受ける「最後の一人」として生き抜いていくこととなる。何ももたない状態から探索、建築などを通して、NPCとなる蛮人たちを仲間にしていく。仲間として引き入れた部族と共にコミュニティを形成し、広大なる土地に潜む謎を解き明かしていくこととなる。

また本作では操作キャラが仮面を装備しており、仮面の種類やその修復状態に応じてさまざまな恩恵を得ることが可能。仲間にしたNPCの蛮人に仮面を被せることで操作キャラとすることができ、蛮人ごとに特性も異なるためキャラクタービルド的な仕組みになっている。

本作は2024年5月に早期アクセス配信開始され、本稿執筆時点で約1万4000件中80%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している人気作だ。早期アクセス段階ながら、売上は70万本を突破しているという。本作では仲間にした部族に指示を出して作業を自動化するといった内政要素や、一緒に冒険することもできるシステムが持ち味。パリィなどを絡めたアクション性のある戦闘も特徴となっており、好評が寄せられている。

また早期アクセス配信期間では大型アップデートや無料DLCにより多種多様な新要素も追加されてきた。たとえば直近では今年6月に無料DLC「The Golden Legend」が配信され、新たな仮面が実装。さらにロープウェイや採掘装置といった建造物が導入され、部族の完全な自動化が可能になった。アップデートによって拡張が続けられてきたことも、評価に繋がっているのだろう。

今回はそんな本作が2026年春に正式リリースされることが発表された。あわせて配信されるDLC「Shifting Sands」では新マップが導入。ピラミッドや寺院などが立ち並ぶ古代エジプトをモチーフとするマップだという。さらにエジプトの神々をテーマとする新たな仮面も実装され、たとえばホルスをモデルとする仮面では飛行が可能だそうだ。

このほかbargeと呼ばれる、空中移動式の拠点も実装。テクノロジーが進めばbargeのカスタマイズ性も増していくそうだ。

なおSteamの本作公式ニュースによると、当初本作は今年の5月~6月に正式リリースとなるバージョン1.0が配信予定であったそうだが延期。その後2025年第4四半期と告知されていたもののさらに延期され、このたび来年春に正式リリースされることが発表された格好だ。この背景にはバージョン1.0および「Shifting Sands」のテストプレイにおいてバランス面の問題が浮上したそうで、ブラッシュアップすべく来年春に延期されたという。満を持して配信されるバージョン1.0の内容には期待がかかるところで、正式リリース日を含め続報にも注目したい。

『Soulmask』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中。2026年春に正式リリースされ、あわせてDLC「Shifting Sands」が配信される予定だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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