『マリオカート ワールド』最新アプデで「ノコノコビーチ」の道中コースに新ギミック追加など一挙変更。研究捗る「アイテムスイッチ」も実装のがっつりアプデ
任天堂は12月3日、『マリオカート ワールド』に向けて更新データVer. 1.4.0を配信。「アイテムスイッチ」の導入や「ノコノコビーチ」にかかわる道中コースのレイアウト変更を中心に、各所に変更が施されている。

任天堂は12月3日、『マリオカート ワールド』に向けて更新データVer. 1.4.0を配信した。本アップデートでは、アイテムの出現を個別に決められる「アイテムスイッチ」の導入や、「ノコノコビーチ」に関連する道中コースのレイアウト変更などが実施されている。
『マリオカート ワールド』は、レースゲーム『マリオカート』シリーズの最新作。本作では最大の特徴として、草原・街・海・火山といったさまざまなロケーションがすべてつながった世界が舞台となる。各地には従来のシリーズ作品のようにコースが用意されるほか、コース間の道中でもレースが繰り広げられる点も特徴だ。シリーズ恒例の「グランプリ」のほか、世界を横断する勝ち残り戦方式の「サバイバル」という新モードも登場している。
Ver. 1.4.0となる今回のアップデートでは、まず「アイテムスイッチ」が登場。「VS レース」「ふうせんバトル」「あつめてコイン」と、通信対戦の「グループ」にて、特定のアイテムのみを出現させたりすることができる機能だ。この機能で、ダイナミックなバトルを楽しむことができるだろう。またショートカットやアイテムの使いどころを研究するなど、さまざまな用途での活用もできそうだ。
また「VS レース」や通信対戦における「レース」において、「ノコノコビーチ」にかかわる道中のコースのレイアウトが変更されることとなった。本作ではコース間の道中でもレースがおこなわれるシステムが特徴だが、そのコースが一本道で単調だとする声は散見されていた。特にノコノコビーチは一周が短いコースで、通常は5周するコース。しかし道中を経由する場合はたった1周で決着がついてしまう点や、道中コースでのギミックの少なさが指摘されていた。
今回のアップデートではそうした点を鑑みてか、コースレイアウトに調整が加えられ、ノコノコビーチに到着するコースではすべて、到着してから2周する仕様へと変更された。また道中に登場する「マンジロウ」について、背中に乗った際にダッシュするようになり、コースギミックとして機能するよう調整されたかたちだ。

このほか本アップデートではフレンドとともに「せかいのだれとでも」に参加できるようになった。またレースやフリーラン中にポーズ画面を開くことで現在流れている曲のタイトルを確認できる調整も加えられている。過去シリーズを元にした楽曲では、元作品のタイトル名も表示されるとのことで、気に入った曲の元ネタを知ることもできるだろう。ほか更新データVer. 1.4.0ではさまざまな点に調整が加えられている。詳細はパッチノートを参照されたい。
『マリオカート ワールド』はNintendo Switch 2向けに販売中だ。




