“宇宙カウボーイ”ローグライト『バウンティブロール:モストウォンテッド』Steam無料デモ版が配信開始。最大4人協力で賞金首を追う、ただし仕事後は「仲間割れ」も

Infini Funは12月3日、『バウンティブロール:モストウォンテッド』の無料体験版を配信開始した。

パブリッシャーのInfini Funは12月3日、Nanuqが開発する『バウンティブロール:モストウォンテッド(Bounty Brawl: Most Wanted)』の無料体験版を配信開始した。体験版の対応プラットフォームはPC(Steam)で、製品版ではコンソール向けにも発売される予定。なお本作は日本語表示に対応する。

『バウンティブロール:モストウォンテッド』は“スペース・カウボーイ”を題材とした協力型ローグライトシューターだ。舞台となる伝説の惑星「クルック・フーン」には、銀河でもっとも危険かつ強欲な賞金稼ぎたちが集う秘密組織「ハンターズ・ヘブン」が存在。プレイヤーは役割やスキル、そして物語が異なる8人のハンターの中のひとりとして、“銀河の最重要指名手配犯”を追い詰め、莫大な富と名声を手に入れることを目指す。

本作では、環境や敵の種類、ギミックなどが異なる惑星での探索に挑戦することになる。ステージはランダム生成される上、選択式の標的システムや動的な難易度設定によって、常に新鮮なプレイが実現されるとのこと。ゲームプレイでは見下ろし視点のマップにて、独自の「ラッソ」メカニクスによるスピーディーかつダイナミックな戦闘が展開される。

また、武器・ガジェット・MOD・スキンといった豊富なカスタマイズ要素のほか、段階的にステータスを強化可能な成長システムなど、キャラクターの進化が用意されている。また本作はオンラインまたはローカルでの最大4人協力プレイに対応。8人のハンターがもつ固有スキルの分岐や共通強化アビリティに加えて、チーム構成も鍵を握ることになりそうだ。ただし、伝説級の犯罪者の討伐後には、仲間同士で裏切りあう“フリーフォーオール戦”が発生することもあるという。

本作を手がけるのは、タイ・バンコクを拠点とするNanuq。CD Projekt REDの『ウィッチャー』シリーズを舞台としたデジタルTCG『GWENT: The Witcher Card Game』の開発にも協力しているゲームスタジオだ。『バウンティブロール:モストウォンテッド』については、『BOUNTY BRAWL』の名称で2018年の東京ゲームショウに出展されていた記録があり、少なくとも7年以上にわたって開発が進められてきたタイトルのようだ。

そんな本作のSteam向け体験版がこのたび配信された。体験版では4人のハンターと2つの惑星が収録され、全部で2時間以上のゲームプレイが楽しめるという。なお製品版ではコンソール向けにも発売される予定で、2026年第1四半期のリリースが計画されている。

『バウンティブロール:モストウォンテッド』はPC(Steam)およびコンソール向けに、2026年第1四半期リリース予定。現在Steamにて体験版が配信されている。

Shion Kaneko
Shion Kaneko

夢中になりやすいのはオープンワールドゲーム。主に雪山に生息しています。

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