「右は再生・左は逆再生」エモ2D音楽アクション『Aria:||』Steamにてお披露目。“動く向き”で音楽が変わる、綺麗に奏でるのは難しいリズムアクション
サークル満月屋は12月2日、『Aria:||』のSteamストアページを公開した。

サークル満月屋は12月2日、『Aria:||』のSteamストアページを公開した。同ストアページによると、PC(Steam)版は近日登場予定となっている。
『Aria:||』は、アクションゲームをプレイして音楽を綺麗に演奏する、2Dリズムアクションゲームである。本作の主人公アリアは、記憶を失くした少女だ。本作で彼女は自身の出自を知るため、あるいは誰かのために進んでいく。ステージには、落とし穴や障害物が存在。各ステージは全13話程度のストーリーの雰囲気にあわせたクラシック音楽で彩られている。そんな中、プレイヤーは主人公のアリアを操作。アリアを右に動かせば音楽が流れ、左に動かすと音楽が逆再生される。本作ではアリアを上手く操作してステージを進んでいくことで、綺麗に音楽を演奏してゴールを目指す。流れるクラシックを自分らしく、音楽に合わせてプレイしていくのだという。


動画やスクリーンショットを見る限り、主人公のアリアやステージはモノクロで表現されている。穏やかで切なく、少しだけおかしな世界が、白黒のグラフィックと音楽で表現されている点も特徴だろう。推定プレイ時間は、3時間程度。ストアページによれば、簡単なゲームであっても、音楽が綺麗に流れるようにプレイしていくと難しいそうだ。


本作はサークル満月屋が手がけている。2025年8月に開催されたコミックマーケット106にて初頒布。その後は委託販売もおこなわれてきた。今回はそんな『Aria:||』のSteamストアページが公開となった。同ストアページによると、景色をステージに見立てて遊んだような体験がベースになっているようだ。「幼かった頃、車の中で音楽を聴きながら指を人間に見立て、景色をバックに飛んだり跳ねたりしたことはありませんか?」とも記されており、本作を通して幼い頃の車内の匂いが思い出せるのかもしれない。




