『カービィのエアライダー』シティトライアルにて“乗りたいマシンが逃げる”珍現象に悲鳴相次ぐ。裏切り逃走腹黒マシン

『カービィのエアライダー』のシティトライアルにて、マシンに逃げられたとする報告が相次いでいる。

任天堂からNintendo Switch 2向けにリリースされている『カービィのエアライダー』。本作のゲームモードのひとつ、「シティトライアル」にて“マシンに逃げられる”現象に遭遇したプレイヤーから、悲鳴が続々と寄せられている。

本作は、『星のカービィ』シリーズのレースゲーム『カービィのエアライド』の続編だ。それぞれ能力のことなるカービィやデデデ大王、メタナイトなどのライダーとなり、個性的なエアライドマシンに乗ってレースをする。簡単操作を採用しつつも、ライバルを攻撃してスピードアップさせるなど戦略的なゲームプレイが特徴だ。

そんな本作のシティトライアルにて、ある「悲鳴」が相次いでいる。それはスカイアのフィールド上にある“野良のマシン”に逃げられるという現象だ。

シティトライアルでは攻撃を多く食らい搭乗マシンが破壊された結果、ライダーだけが放り出されることがある。ただその際に付近にあるエアライドマシンがプレイヤーのもとに寄ってくる救済措置的な仕様もあるようだ。しかしマシンに搭乗しようと近寄ると、どういうわけかひとりでに動いて逃げられてしまうという現象が報告されている。SNS上では、窮地に手を差し伸べると見せかけて逃げていくマシンについて嘆く報告が複数寄せられており、再現性があることもうかがえる。

こうした現象が発生する理由については不明だ。ただ報告ではいずれも「マシンを失ったプレイヤーに一定距離まで近づく」という挙動を取るとみられる野良のエアライドマシンに対し、プレイヤー側から近づいているように見える。ユ―ザー間ではそうした挙動から、一定距離を保ちたいマシン側がかえって遠ざかった結果として“マシンが逃げる”現象が発生しているのではないかといった推察も見受けられる。

なお本作ではスタジアムの“嘘予言”や、レアコンテナが大量発生するも中には爆発する偽物が紛れ込んでいるといった、ちょっとしたいたずら的なイベントや仕様も盛り込まれている。そのため今回の“マシン逃走現象”についても、不具合ではなく仕様ではないかといった憶測も飛び交っている様子。助けると見せかけてプレイヤーを巧みに無視しつつ右往左往するマシンの挙動があたかも「いじわる」をしているように見えることから、“悪意あるマシン”への怒りを燃やすユーザーも発生している。

不具合なのか仕様なのか、真偽のほどは不明ながら、そんな“煽りマシン”に翻弄されたという悲鳴が続出している格好だ。いずれにせよマシンを破壊されたうえで乗り換えられなくなる、かなりいじわるな現象として不満も寄せられており、今後調整されるかどうかも含めて注目される。

カービィのエアライダー』はNintendo Switch 2向けに販売中だ。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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