少女メカ・カスタマイズ3Dアクション『ドールズネスト』新アプデで高難易度モード実装。敵強化&ボスには新行動も追加、そのぶん撃破報酬増のハイリスクハイリターン仕様

ニトロプラスは11月27日、『Dolls Nest(ドールズネスト)』にてアップデートVer 1.2.0を配信した。高難易度モードなどが導入されている。

ニトロプラスは11月27日、『Dolls Nest(ドールズネスト)』にてアップデートを配信した。Ver 1.2.0では、ボスの行動が追加された高難易度モードが追加。また素体塗装への項目追加や、見た目を変更できるDLCも配信されており、カスタマイズの幅も広がっている。

『Dolls Nest』は、少女型機械を操作して大穴を探索していく、少女メカカスタマイズ3Dアクションゲームである。本作の舞台となる超巨大人工建造物ホドは、廃墟と管と機械ばかりが広がる、装甲殻に覆われた大穴だ。プレイヤーは、少女型機械兵「鎧化兵」を操作。荒廃した世界を生き残るため、限られた資源を求めてホドを探索することとなる。道中に立ちはだかる困難を乗り越え、世界の謎へ迫っていく。

鎧化兵には、武器による攻撃や推進機構によるブースト機能などが搭載されている。しかし本作では、そうした行動にはエネルギーが必要となる。エネルギーが尽きると行動が制限されて隙を晒してしまうため、上手くリソースを管理しながら戦うのだ。また本作では、鎧化兵のカスタマイズが可能。状況や好みにあわせて機体の構成パーツをカスタマイズしつつ、強敵との戦いを繰り広げていく。

本作はニトロプラスが開発し、2025年4月に発売された。開発にあたっては、同社の太田幼女氏が原案・ディレクション、グラフィック開発をニトロアーツが担当。Steamのユーザーレビューでは、記事執筆時点で1828件中87%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得している。ユーザーレビューでは、ソウルライクな探索要素を持つ3Dアクションゲームとして、評価されているようだ。

今回配信されたVer 1.2.0では、高難易度モードが実装された。同モードでは、ボスエネミーに一部行動が追加されて、全エネミーのステータスが強化される。より激しい戦いが繰り広げられるのだ。さらにエネミー撃破時の取得セルが増加すると共に、プレイヤー死亡時の修理CELLも増加。敵が強力になると共に、撃破時の報酬とリスクも増しており、よりハイリスクハイリターンな困難な戦いと探索が待っているのだろう。

高難易度モードには、チュートリアル完了後のゲーム開始地点にあるオブジェクトから変更可能。もう一度オブジェクトにふれると、高難易度モードの解除もできる。戦闘関連では、各武器のステータス調整が実施。散弾銃、自動狙撃銃、圧縮熱塵銃などを対象に強化がおこなわれている。

今回のアップデートでは、見た目にも手が加えられている。まず素体塗装の項目に「素体 サブ4」と「素体 インナー」が追加されて、素材のカラーリングの幅が広がっている。またキャラクタービジュアルアップデートとして、造形情報3Dモデルのテクスチャも更新され、より精細な表現へ進化。有料DLC「追加造形情報セットVol.1」として、それぞれ素体/頭部/前髪/後ろ髪パーツを含む3つのDLCが新たに登場している。素材塗装の項目追加やDLCによるパーツ追加によって、より自由に鎧化兵の見た目が変更可能となったわけだ。

『Dolls Nest』は、PC(Steam)向けに通常価格税込2160円で配信中。有料DLC「追加造形情報セットVol.1」は各単体版が390円、セットバンドルが15%オフの993円で販売中だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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