“総当たりでは解けない”骨太推理ゲーム『探偵の眼:さらば愛しき者よ』Steam/Switchで配信開始。プレイヤーの推理力を問う、列車内で失踪した女性の謎

Armonicaは11月26日、『探偵の眼:さらば愛しき者よ』を配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch。

デベロッパーのArmonicaは11月26日、『探偵の眼:さらば愛しき者よ』を配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch。日本語表示にも対応している。

『探偵の眼:さらば愛しき者よ』は長距離列車を舞台とする推理アドベンチャーゲームだ。本作では列車内にもかかわらずある女性が失踪したという。そのうえ、失踪した女性のことを誰も覚えていないそうだ。本作の主人公はアメリカからヨーロッパの田舎町に旅行をしに来た学生。主人公はひょんなことから事件にかかわることとなり、失踪事件の真相を追い求めることになる。

ゲームプレイはビジュアルノベル形式で進むパートと、推理兼探索パートに分かれている。推理パートでは各所をポイント&クリックすることも可能で、気になった点を調べたり、その場にいる人と会話したりして情報を得られる。登場人物との会話のなかでは、その人の人となりを知ることもできる。2Dドットによるビジュアルスタイルも特徴的で、表情豊かなキャラとの交流も楽しめるだろう。

なお推理にあたってはプレイヤーの試行錯誤や推理力を引き出せるような設計になっているという。総当たりでの解決となるような場面は、ゲーム内からは極力排除されているとのこと。

アメリカのインディーゲームスタジオのArmonicaが手がける本作は、2023年11月に発表されたタイトルだ。今年2月からは、Steamで日本語に対応したデモ版がリリースされていた。ちなみに、本作は小説や映画のほか、日本のコマンド式ADVや推理ADVに強く影響を受けているといい、Armonicaは『ファミコン探偵倶楽部』『ウィッシュルーム 天使の記憶』『逆転裁判』などの作品を挙げている。そうした作品に共通するような推理要素や人物描写などが見どころの作品といえるだろう。

『探偵の眼:さらば、最愛の人よ』はPC(Steam)/Nintendo Switch向けに配信中。価格は2300円で、12月11日まではリリース記念セールにより30%オフの1955円で購入可能だ(いずれも税込)。

Shion Kaneko
Shion Kaneko

夢中になりやすいのはオープンワールドゲーム。主に雪山に生息しています。

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