Nintendo Switch Onlineにて入手困難な“日本未発売『パルテナの鏡』GB版”など4作品どどんと配信開始

任天堂は11月26日、「ファミリーコンピュータ & スーパーファミコン & ゲームボーイ Nintendo Classics」に向けて『忍者龍剣伝II 暗黒の邪神剣』『バトルトード』『Kid Icarus: Of Myths and Monsters』『BIONIC COMMANDO』を配信した。

任天堂は11月26日、Nintendo Switch Online加入者向けの「ファミリーコンピュータ & スーパーファミコン & ゲームボーイ Nintendo Classics」にて追加タイトル4作品を配信開始した。今回追加となったのは『忍者龍剣伝II 暗黒の邪神剣』『バトルトード』『Kid Icarus: Of Myths and Monsters』『BIONIC COMMANDO』だ。

『忍者龍剣伝II 暗黒の邪神剣』は、1990年にファミリーコンピュータ向けに発売されたアクションゲーム。舞台となるのは、前作『忍者龍剣伝』でリュウ・ハヤブサが邪鬼王を倒し、邪神の復活を阻止してから1年後の世界。邪鬼王を陰で操っていた男・兇魔天帝アシュターが自ら動き出したことで、リュウの新たな戦いが始まる。本作では、壁につかまってからの登り降りや、壁につかまったまま忍術パワーを消費する攻撃が可能。また最大2体まで分身を生み出せる「分身の術」が登場しており、自由度や戦略の幅が広がっている。

『忍者龍剣伝II 暗黒の邪神剣』

『バトルトード』は、1991年にファミリーコンピュータ向けに発売されたアクションゲーム。鍛え抜かれた最強のカエル戦士「バトルトード」のラッシュとジッツが、さらわれたアンジェリカ王女と仲間のピンプルの救出を目指す。横スクロールおよび縦スクロールのバトルアクション、エアバイクやスペースボードに乗った高速アクションなど、変化に富んだ全12ステージを攻略していくのだ。

『バトルトード』

『Kid Icarus: Of Myths and Monsters』は、1991年に北米でゲームボーイ向けに発売されたアクションゲーム。ファミリーコンピュータ ディスクシステム向けの『光神話 パルテナの鏡』をベースとしてストーリーやボスなどが変更された作品だ。本作では女神パルテナから天使ピットに「三種の神器」を手に入れるという使命が下される。塔が舞台の「冥府」と「天空」では上方向へ移動し、「地上界」では横方向へ移動していく点が特徴。3つの世界にいるボスと闘い、使命を果たすことを目指す。

『Kid Icarus: Of Myths and Monsters』

『BIONIC COMMANDO』は、1992年にゲームボーイ向けに発売されたアクションゲーム。片手に銃を、もう片方の手に特殊なワイヤーを装備する主人公「ラッド・スペンサー」となり、ドライゼ軍に戦いを挑むことになる。ファミリーコンピュータ向けの『ヒットラーの復活 TOP SECRET』をベースにしつつ、ナチスを敵とするストーリーなどさまざまな点に変更が加えられて移植された作品だ。

『BIONIC COMMANDO』

ちなみに今回配信されたうち『Kid Icarus: Of Myths and Monsters』は日本未発売のゲーム。ニンテンドー3DS向けのバーチャルコンソールにて配信されていたものの、そのほかに移植されたことはなくニンテンドー3DSのオンラインサービス終了に伴って入手困難になっていた。このほかのタイトルにもバーチャルコンソール終了によってプレイが難しい作品はあったが、今回の配信によりぐっと遊びやすくなったといえるだろう。

「ファミリーコンピュータ & スーパーファミコン & ゲームボーイ Nintendo Classics」はNintendo Switch Online加入者向けに提供されている。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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