『シャドウバース ワールズビヨンド』今月もバランス調整アプデ実施へ、エルフ強化。クピタンやローズクイーンが扱いやすく
『シャドウバース ワールズビヨンド』にて11月27日にバランス調整アップデートが実施され、ローズクイーンや進化エルフが強化されることが明かされた。

Cygamesは11月25日、『Shadowverse: Worlds Beyond(シャドウバース ワールズビヨンド)』の最新情報を公開した。11月27日のメンテナンスにて、バランス調整が実施。ローズクイーンや進化エルフが強化されるようだ。
『Shadowverse: Worlds Beyond』は、Cygamesより配信中のデジタルTCG『Shadowverse』の完全続編である。基本的なルールとしては、前作『Shadowverse』を踏襲している。新要素として、一定ターンより可能となる超進化や後攻用のエクストラPPといった仕組みを導入。新たなカードプールとともに対戦が繰り広げられている。ログインボーナスとして1日1回もらえるカードパックや、3D空間上で交流できるパークといった要素も特徴だろう。なお本作は2025年6月に配信開始。10月29日からは第4弾カードパック「Skybound Dragons / 蒼空の六竜」が配信中となっている。

今回のバランス調整では、まずクラス「エルフ」のカードを対象としたカード能力変更がおこなわれる。「豊麗なるローズクイーン」は、「薔薇の閃撃」へと変身させるカードの対象がコスト1以下からコスト2以下へ対象が広がると共に、1ターンに2回攻撃可能になる。また「風の理・イーウィヤ」に突進能力が追加。「虹色の弓使い・クピタン」は従来の解放奥義ではなく、奥義によって自動進化するようになる。いわゆる薔薇エルフや進化エルフが強化となったわけだ。


「豊麗なるローズクイーン」は上手く使うと、使用した次のターンに「薔薇の閃撃」で大量のダメージを与えられるものの、使用自体が難しいカードだった。コストが重く、除去能力をもっていないために、いわゆる着地がしづらいわけだ。今回は2回攻撃が可能になり、進化によって盤面のカードを2枚まで処理できるようになった。能力の対象も1コスト以下から2コスト以下へ広がり、扱いやすくなったといえるだろう。
また「虹色の弓使い・クピタン」はいわゆる自動進化の条件が、解放奥義から奥義へと変わったことで、単体で能力を発揮しやすくなった。「風の理・イーウィヤ」についても突進効果をもったことで、盤面に干渉できるようになっている。進化エルフについては「虹色の弓使い・クピタン」が能力を発揮しやすくなり、序盤から中盤の除去能力が少し強化されたわけだ。
第4弾環境においてエルフはあまり見かけないクラスとなっているが、調整によって環境も変化してくるかもしれない。また11月27日のメンテナンス時には、2Pickの変更もおこなわれ、「不屈の鋭刃・バザラガ」がデッキ作成時に提示されなくなるそうだ。
『Shadowverse: Worlds Beyond』は、PC(Steam/Epic Gameストア)/iOS/Android向けに配信中。カード能力変更は、11月27日のメンテナンス時に実施予定だ。




