『カービィのエアライダー』発売や否や「怪作オレマシン」が市場を埋め尽くす。スターミーから“キムワイプの箱”まで、自由すぎアイデア炸裂

『カービィのエアライダー』にて、発売後さっそくユーザーの創意工夫が光るオレマシンがいくつも公開されている。

任天堂は11月20日、ライドアクションゲーム『カービィのエアライダー』をNintendo Switch 2向けにリリースした。本作にはマシンの見た目をカスタマイズできる「オレマシン」というシステムが存在しており、さっそくプレイヤーたちによる力作、怪作がいくつも公開されている。

本作は、『星のカービィ』シリーズのレースゲーム『カービィのエアライド』の続編だ。それぞれ能力のことなるカービィやデデデ大王、メタナイトなどのライダーとなり、個性的なエアライドマシンに乗ってレースをする。簡単操作を採用しつつも、ライバルを攻撃してスピードアップさせるなど戦略的なゲームプレイが特徴だ。

本作には「オレマシン」というシステムが存在。ワープスターやウィングスターなどの作中のマシンを自分好みにデコレーションできる機能となっており、デカールの貼り付けやカラーリングの変更によって、思い思いのマシンを作り上げることが可能だ。制作したマシンは「オレマシン市場」に出品が可能なほか、出品されたマシンをゲーム内通貨の「マイル」を使い購入することも可能。レースに出走できるほか、ガレージにコレクションして、眺めることなどもできる。

そんな「オレマシン市場」にさっそくユーザー制作の力作が続々と投稿されている。たとえば人気マシンの一つとしては、「フライトワープスター」の星型の形状を活用し、『スプラトゥーン』のインクリングのイカ形態を再現したマシンが存在。マシン右上にはインクのしぶきもあしらわれており、細部までのこだわりが垣間見える。

また『星のカービィ 参上! ドロッチェ団』に登場するダークゼロや、『Pokémon LEGENDS Z-A』にて話題となったスターミーなど星形のボディにちなんだクオリティの高い再現が散見される。そのほかゲームキャラなどの再現に留まらず、ワゴンスターの形状を活かし、ニンテンドーゲームキューブの外装を再現するユーザーも登場するなど、マシンごとの特徴を活かした力作が次々と人気になっている格好だ。

一方で、ネットミーム的に親しまれているキャラやコンテンツをマシンに落とし込んだ作品も登場。たとえばくまみね氏のキャラである「電話猫」がもととなったネットミーム“現場猫”の逆輸入キャラ「仕事猫」をかたどったと思しきマシンや、キムワイプの箱を模したりしたワゴンスターなども人気を博している。そのほかX上などで特に親しまれている『学園アイドルマスター』の「月村手毬」のちびぐるみ、いわゆる「手毬ぬい」を模したマシンや、「ちいかわ」の顔をしかめた星のマシンなども人気模様だ。

22年ぶりの新作とのことで話題となっている『カービィのエアライダー』。「オレマシン」については発売前から告知されていたこともあり、温めていたアイデアをさっそく形にするユーザーが続出しているのだろう。なお「オレマシン市場」にて、特に人気のあるものは、「人気」でソートすると確認可能だ。多く購入されると価格が高騰するため、「価格」でのソートでもさまざまな力作マシンが確認できる。興味のあるマシンは早めに購入しておくのもよさそうだ。またオレマシンを作成し、出品して全世界に力作をアピールしてみるのもいいかもしれない。

カービィのエアライダー』はNintendo Switch 2向けに販売中だ。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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