連続殺人・伝奇サスペンス『星天へ発つ日』Steamにてお披露目。凄惨な事件現場で謎の少女と出会う、噂好き少女の密着取材
Astro Shaftは11月9日、『星天へ発つ日』のSteamストアページを公開した。本作は噂隙の少女が、連続殺人犯らしき少女を密着取材する伝奇サスペンスビジュアルノベルゲームだ。

同人ゲームサークルAstro Shaftは11月9日、『星天へ発つ日』のSteamストアページを公開した。同作はPC(Steam)向けにリリース予定。今年12月30日から12月31日に東京ビッグサイトで開催されるコミックマーケット107(冬コミ)での第一章頒布も予定されている。
『星天へ発つ日』は、噂好きの少女が連続殺人犯らしき少女を密着取材する、伝奇サスペンス・ビジュアルノベルゲームである。本作の舞台となる平凡な地方都市・霞木町では、連続殺人事件が発生。凄惨な殺人事件が、ニュースサイトなどで報道されていた。
本作のメインキャラクターである少女・日向野雛(ひがのひな)は、噂好きの高校生だ。彼女は盗撮から盗聴まで、あらゆる手段を使って学校や町内のスクープを追い求めていた。そんなある日、彼女は凄惨な殺人事件の現場に遭遇。そこには、謎の少女・月島千歳が立っていた。雛は千歳を連続殺人事件の犯人だと考え、犯行の秘匿と引き換えに密着取材を申し出る。噂好きの少女が天使を名乗る少女と過ごす、正体と真相に迫る日々が繰り広げられる。


雛と千歳、霞木町の連続殺人にまつわる物語は、複数の形式で展開されていく。まず重要なシーンなどについては、画面全体に文字を表示するサウンドノベル形式で進行。映像的な演出で印象的な場面が描かれるそうだ。また日常シーンは、画面下部などにあるテキスト用の枠内へ文字を表示するアドベンチャー形式で進むという。本作ではシーンにあわせて、表現のスタイルごと切り替えて物語が彩られていくのだろう。開発者の土曜午後氏のポストによれば、そこそこ画面が動く演出も特徴の一つであるそうだ。ストアページによると、公称プレイ時間は10時間程度。エンディングは1つで、決まった結末に向かって物語が描かれていく。


本作は、土曜午後氏による同人ゲームサークルAstro Shaftが手がけている。同氏の過去作としては、『シンセティック・デイズ』を2023年にリリース。記事執筆時点で、Steamのユーザーレビューは5件中好評率100%となっている。同作はノベルゲームコレクションにてフリーゲームとしても公開されている。
本作『星天へ発つ日』については、同氏やサークル公式のX(旧Twitter)アカウントにて、開発中の画像などが公開。イベントへの出展などもおこなわれてきた。プレスリリースによると、本作では2025年冬開催予定のコミックマーケット107にて第1章が頒布予定。同時期に、近い内容を収録したデモ版も配信予定とされている。まずは冬コミでの1章リリースへ向けて、制作が進められているのだろう。
『星天へ発つ日』は、PC(Steam)向けにリリース予定。ストアページによると、2026年に配信予定であるそうだ。




