グロ可愛いホラーADV『Bulb Boy』Steamで無料配布中。48時間限定

『Bulb Boy』が11月10日午前3時まで無料配布中。

個人インディーゲームスタジオのBulbwareは11月8日、ポイント&クリックゲーム『Bulb Boy』の無料配布を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配布期間は11月10日午前3時まで。ライブラリに追加しておけば、配布期間終了後も無料でプレイすることが可能だ。

『Bulb Boy』は、ポイント&クリックで進行するホラーアドベンチャーゲームだ。主人公は頭が光る電球(Bulb)の少年「Bulb Boy」。ある夜、悪夢から目覚めた少年は、自宅の「Bulbhouse」から家族が姿を消し、恐ろしいモンスターが徘徊しているのを発見。プレイヤーは電球だらけの家を探索し、家族と光を取り戻すためにモンスターに立ち向かうこととなる。なお、本作にはUIやセリフがなく、絵による吹き出しのみで展開するため、言語を問わずプレイ可能だ。

ゲームプレイは、2Dのポイント&クリック形式で進行する。ただし、舞台となるBulbhouse は光が失われた暗闇に覆われた家。頭が電球である主人公の周囲のみ照らされるため、クリックした地点まで主人公が歩いていくことで初めて様子が分かるわけだ。暗闇にはさまざまなモンスターが潜んでいるので、不用意に進めばゲームオーバーになることもあるだろう。場面によっては、追いかけてくるモンスターからポイント&クリックで逃げるというちょっとしたアクションの要素もある。

また、特定の地点では、オブジェクトへのインタラクションが可能。主人公の頭を外して電球として利用したり、電球の頭だけで進んだり、自身の体を電気回路として利用したりといった、本作ならではのさまざまなパズルが用意されている。もちろん、多くのポイント&クリックゲームのように先へ進むためのアイテムを入手して、適切な場所で使うことも重要だ。

そして、本作ではいくつかのステージ毎に、 Bulb Boyの幼少期の思い出を追体験することとなる。回想シーンの中でもポイント&クリック形式で進行し、家族を操作する回想シーンも用意されており、物語の謎を解き明かす鍵となっている。パズルを解き、モンスターを倒し、奇想天外な物語の結末を見届けるのだ。

本作は2015年にリリースされ、Steamユーザーレビューは約550件のうち、89%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。独特な世界観とアートスタイル、キモ可愛い主人公、言語を問わないアニメーションといった要素が高く評価されている。ただし、排泄物やグロ表現、虫などが多く登場するため、苦手な方は注意してほしい。

本作を手がけたBulbwareはポーランドを拠点とする個人経営のインディーゲームスタジオだ。今年でスタジオと『Bulb Boy』の10周年を迎え、その記念として48時間の無料配布が実施されている。なお、通常販売価格は税込898円の作品である。また、10月23日には続編となる『Bulb Boy 2: Jar of Despair』が発売されたばかりだ。本作を無料でプレイしてパワーアップした続編をプレイするのもいいだろう。

『Bulb Boy』はPC(Steam)にて11月10日午前3時まで無料配布中。ライブラリに追加しておけば、期間終了後も無料でプレイすることが可能だ。

Haruki Maeda
Haruki Maeda

3DアクションRPGと犬をこよなく愛するPCゲーマー。『フォールガイズ』のようなわちゃわちゃ系も大好きです。

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