“おバカ”が混じる人狼ゲーム『Feign』、11月22日正式リリースへ。「お絵描き版ワードウルフ」風モード追加のアップデートも携えて
Teneke Kafalarは11月6日、『Feign』を11月22日に正式リリースすると発表。本作はいわゆる人狼系のゲームとして人気を博している作品。正式リリースに伴っては、新モードも追加される。

デベロッパーのTeneke Kafalarは11月6日、『Feign』を11月22日に正式リリースすると発表した。本作の対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内表示は日本語に対応する。
『Feign』はいわゆる「人狼ゲーム」のルールに則った、最大12人でのマルチプレイが可能な非対称型推理対戦ゲームだ。本作ではとある町に潜んだインポスター陣営とイノセント陣営が議論と投票を通じ、各陣営の目的達成を目指すことになる。
イノセント側は能力行使や議論を通じてインポスターの特定を図り、町からインポスターを排除するのが目的だ。一方でインポスター側は能力を使ってイノセントを排除し、インポスターの数とイノセントを同数にすれば勝利だ。そのためインポスターは自身が排除されないように議論を撹乱する必要がある。なお設定次第ではニュートラルという第三陣営も登場し、役職ごとに異なった勝利条件が設定されている。

本作の特徴としては、イノセント側の役職に「バカ」が存在することだ。バカは能力を持たないものの、ゲーム開始時にはあたかもイノセントのある役職を所持しているかのように提示される。ゲーム上では能力を行使したように見えても、実際には能力を所持していないので、実行結果はでたらめ。そのためイノセント側は、能力を行使した人物がバカかそうでないかも検討しつつ、議論を重ねていくことになる。
本作は2021年10月に早期アクセス配信としてリリース。現在まで機能追加やバランス調整がたびたび加えられてきた。本作は「バカ」を交え、人狼ゲームからアレンジの効いたゲームプレイとなっている点や、1ゲームが長くとも数十分程度で終わる手軽さがヒット。またゆるい雰囲気のキャラクターといったビジュアル面も好評となり、本稿執筆時点でSteamユーザーレビューでは約4400件中91%が好評を投じる「非常に好評」ステータスを獲得している。

今回、そんな本作が4年にわたる早期アクセス期間を経て、とうとう正式リリースされることが発表されたかたち。正式リリースにあたっては、「Drawing mode」なる新モードが導入される。
同モードでは4~10人でのゲームプレイが繰り広げられ、一人のインポスターとそれ以外のイノセントという構図で進行する。流れとしては、ゲーム内で秘密の言葉が配られ、プレイヤーはその言葉をスケッチして絵に記すことになる。しかし一人のインポスターは言葉が何であるかを知らない。インポスターは巧みに誤魔化し、イノセントの追及を避け、一方でイノセントはインポスターを見つけることとなる。お絵描き版『ワードウルフ』のようなゲームプレイとなるようだ。
『Feign』は11月22日にPC(Steam)向けに、正式リリース予定だ。

