Nintendo Switch 2、累計売上1000万台突破。半年足らずで大台、マッハ供給進む

Nintendo Switch 2の販売台数が、累計で1000万本を突破したことが明かされた。

任天堂は11月4日、2026年3月期 第2四半期(中間期)の決算短信を発表した。同発表では、今年6月に発売されたNintendo Switch 2が累計で1000万台を突破したことが明かされた。

Switch 2は、Nintendo Switchの後継機種だ。性能が向上しつつ、携帯モードとドックに取り付けてのTVモードの両方で遊べる点など、 Switchの特性も引き継いでいる。なお付属コントローラー「Joy-Con 2」でも、本体から取り外しが可能。ただNintendo Switchとは異なりレール式からマグネット式での取り付けに変更。加えてJoy-Con 2を立てて膝や机に置くことで、マウスのように使える機能も新たに備わっている。

Switch 2は6月5日に全世界に向けて発売され、発売後4日間で世界販売台数が350万台を突破したことが発表された(関連記事)。発売後1か月で274万台を売り上げたNintendo Switchの売れ行きをはるかに上回るスピードといえる。こうした人気は発売後も続き、供給が追い付かない状況もあってか、たびたび抽選販売などがおこなわれてきた。なお先日実施された条件を満たす対象者向けの「招待販売」については、申し込みしたすべてのユーザーへの案内が完了したと伝えられた。発売直後と比較して、供給状況は安定してきたといえるだろう。

そんなSwitch 2がこの度、販売台数で1036万台を記録し、1000万台の大台を突破したことが明らかになったかたち。なおNintendo Switchでは、発売から約9か月経って1000万台を突破したことが発表されていた。Switch 2は約5か月での1000万台売上達成とのことで、ハイペースな売上を記録し続けていることがうかがえる。

ちなみに任天堂は10月16日にリリースした『Pokémon LEGENDS Z-A』のほか、11月20日には『カービィのエアライダー』を、12月4日には『メトロイドプライム4 ビヨンド』のリリースを控えている。ソフトメーカーの新作タイトルとあわせ、多数のタイトルを継続的に投入することで、話題性の維持とプラットフォームの普及拡大を目指していくという。今後も注目タイトルが登場していくSwitch 2の、販売台数の伸びにも注目されるところだ。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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