東方Projectの二次創作・リズム弾幕ゲーム『モリヤリズム』Steamにてお披露目。ノリノリ飛び跳ね諏訪子のリズミカル弾幕避けごっこ

FriendSea氏は10月30日、東方Projectの二次創作・リズミカル弾幕シューティング『モリヤリズム』のSteamストアページを公開した。

FriendSea氏は10月30日、『モリヤリズム』のSteamストアページを公開した。同作はPC(DLsite)にて税込880円で配信中。Steam版は、近日登場予定とされている。

『モリヤリズム』は、弾幕を避けながらリズムにあわせて敵を攻撃していく、東方Projectの二次創作・リズミカル弾幕シューティングゲームである。本作の主人公は、守矢神社の神の一柱である洩矢諏訪子だ。本作の幻想郷では弾幕祭なるお祭りの開催が迫っていた。そんな中、洩矢諏訪子は幻想郷の住人たちと弾幕ごっこを繰り広げていく。

本作ではステージごとに、弾幕ごっこの相手となるキャラクターが待ち構えている。プレイヤーは、彼女たちの繰り出してくる華麗な弾幕を回避。攻撃を撃ち込むことでダメージを与えて、ボスの撃破を目指す。

ただし本作では、プレイヤーキャラクターである洩矢諏訪子が、上下に飛び跳ね続けている。弾幕ごっこの相手は原作を含めて通常の弾幕STGのような攻撃をしてくるものの、洩矢諏訪子はリズミカルに動き続けるため、弾幕の間をかいくぐるような細かな回避は難しい。そこで本作では通常の小ジャンプや、タイミングよくボタンを押すと発動する大ジャンプも活用。左右の移動とジャンプで、弾幕をかわしていく。

また本作では、タイミングよく攻撃することが大事とされている。諏訪子は一定のリズムで動いているため、曲にあわせてリズムよくボタンを押すと、敵に攻撃が当たったり、大ジャンプができたり、敵の弾幕を消せたりなど、気持ちよくプレイできるようになっている。本作では、一定のリズムで動く諏訪子にあわせて、リズムよくプレイすることで、ステージを攻略するリズミカル弾幕シューティングが繰り広げられるわけだ。

本作には、守矢神社の早苗や神奈子はもちろん、多数の幻想郷のキャラクターたちが登場。各ステージにはキャラクターごとのBGMや弾幕などが搭載されている。キャラクターたちはデフォルメされた可愛らしいイラストで描かれている点も特徴だろう。また本作では各ステージが、早ければ数十秒でクリア可能。ノーダメージやスピードクリアなど、ステージごとの目標も用意されている。

本作は、FriendSea氏によるサークルFriendNavyが手がけている。同氏の過去作としては、『ゲンソウフロードフロント』など東方Projectの二次創作ゲームを公開。「東方ゲームジャム 2021」では、BGMにあわせて跳ね続ける諏訪子を操作してボスを倒すゲーム『モリヤリズム RAINBOW』を公開していた。

同氏のポストなどを見る限り、本作『モリヤリズム』は『モリヤリズム RAINBOW』をベースに開発されてきた作品の完成版となるようだ。本作は10月に開催された東方Projectのオンリーイベント「令和七年(第十二回)博麗神社秋季例大祭」にて初頒布。その後DLsiteでの配信もおこなわれてきた。Steam版についても、配信に向けて作業が進められているのだろう。なお本作のイラストは、mil氏が担当しているそうだ。

『モリヤリズム』は、Steam向けにも配信予定。DLsiteでは税込880円で配信中だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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