『D.C. Re:tune ~ダ・カーポ~ リチューン』の林ディレクター、「後からR18版は出さない」と明言。待たずに買って大丈夫
『D.C. Re:tune ~ダ・カーポ~ リチューン』のディレクターであるCIRCUSの林氏によると、本作ではR18版などを展開するつもりはないという。

ブシロードは10月30日、『D.C. Re:tune ~ダ・カーポ~ リチューン』を発売予定。本作のディレクターであるCIRCUSの林氏によると、本作ではR18版などを展開するつもりはないという。
『D.C. Re:tune ~ダ・カーポ~ リチューン』は、CIRCUSより2002年に発売された恋愛アドベンチャーゲーム『D.C. ~ダ・カーポ~』のフルリメイク作品だ。同作の舞台は、一年中枯れない桜が咲く初音島。主人公の朝倉純一はこの島の風見学園に通う、2つのメルヘンな力を扱える少年だ。リメイク版ではオリジナルの世界観はそのままに、キャラクターデザイン・キャストが変わり、新ヒロイン「風祈(ふうき)」も加わっている。こそばゆい学園生活と青春を描いた新たな物語を味わえるだろう。

そんな『D.C. Re:tune ~ダ・カーポ~ リチューン』は、CIRCUSがブシロードとタッグを組んで10月30日に発売予定だ。発売を目前にして、このたびCITRUSの林氏がXアカウントにて本作についての補足説明を実施。同氏によると、『D.C. Re:tune ~ダ・カーポ~ リチューン』の「R18版」は展開されないという。
というのも、オリジナル版の『D.C. ~ダ・カーポ~』は当初18歳以上専用のゲームとしてPC向けに発売された。その後全年齢向け作品としてコンソールに移植された経緯がある。今回の『D.C. Re:tune ~ダ・カーポ~ リチューン』はというと、移植後のPS2版に準拠しているそうで(弊誌インタビュー記事)、CEROレーティングが「B: 12歳以上対象」かつ対応プラットフォームにNintendo Switchが含まれている。
そうした経緯もあり、発売後のR18版展開を待つユーザーもいるかもしれないとして、今回林氏は補足説明をおこなっているかたちだ。発売前に別のバージョンが展開されないと明言されたことで、安心して購入できるだろう。なお林氏によれば、ヒロイン追加の予定は現時点ではないものの、(もし展開する場合は)別パッケージではなくDLCで配信したい気持ちがあるという。「ご好評いただきご要望いただければ可能性はある……かもしれません」とのことなので、発売後の盛り上がりは注目されるところ。
ちなみに林氏は弊誌のインタビューに対して、今回『D.C. Re:tune ~ダ・カーポ~ リチューン』を出すからといって、従来の『D.C. ~ダ・カーポ~』シリーズの新展開を止めるわけではないと伝えていた(関連記事)。また同氏はリメイクがシリーズ化するかは今作の反響次第とも語っており、『リチューン』シリーズの今後に関わる作品としても『D.C. Re:tune ~ダ・カーポ~ リチューン』の発売後の反響は注目される。
『D.C. Re:tune ~ダ・カーポ~ リチューン』はPC(Steam/DMM GAMES/Windows)/Nintendo Switch向けに10月30日リリース予定だ。




