インディーゲーム開発者向け講演会「Indie Developers Conference 2025」11月15日開催へ。『Öoo』『都市伝説解体センター』クリエイターなどが登壇
Indie Developers Conference 実行委員会は10月24日、「Indie Developers Conference 2025」のチケット販売を開始。当日は『Öoo』や『都市伝説解体センター』にまつわる講演などが予定されている。

Indie Developers Conference 実行委員会は10月24日、「Indie Developers Conference 2025」のチケット販売を開始した。同イベントは11月15日に、「esports 銀座 studio」にて開催予定。受講パスは早割が3400円で、アーカイブ動画視聴のみが2400円。当日会場では『Öoo』や『都市伝説解体センター』にまつわる講演が予定されているそうだ。
「Indie Developers Conference 2025」は、国内で活躍する個人や数人チーム規模のインディーゲーム開発者を対象としたカンファレンスである。プレスリリースによると、ここ数年で日本発のインディーゲームでは複数の成功事例が誕生。ゲーム産業内で活躍する個人開発者や小規模チームが増えているのだという。またそうした開発者へ向けたコンテスト、アワード、展示会などさまざまな施策も行われており、盛況であるそうだ。一方、インディーゲーム規模でのゲーム制作の成功/失敗の知見を共有する場は限られている。そのため、多くの開発者が似たような技術的課題に時間がかかり、同じような悩みを抱える傾向にある。販売や契約にまつわるトラブルも発生しつつあるのだという。そこで本イベントでは、開発技術やノウハウ、法的知見などをリスペクトをもって共有しあうことで、さまざまな課題をコミュニティの力でともに解決していくことを目指すそうだ。

本カンファレンスはゲーム開発者と、その活動を支える企業・団体すべてに開かれたオープンなイベントとして実施。インディーゲーム開発に必要な技術的知見はもちろん、マーケティング、パブリッシング、リリース後まで、開発者に必要なノウハウをテーマにセッションが予定されているそうだ。過去に開催された「Indie Developers Conference」においては、初回には『天穂のサクナヒメ』や『グノーシア』の開発者たちによる講演がオンラインで実施。第3回となった「Indie Developers Conference 2024」では、『8番出口』のコタケ氏や、『未解決事件は終わらせないといけないから』のSomi氏による講演などがおこなわれていた。
第4回目となる今回は、第1弾の講演者情報によると『Öoo』などの開発者・生高橋氏、『都市伝説解体センター』を手がけた墓場文庫のハフハフ・おでーん氏およびモチキン氏などが登壇。講談社クリエイターズラボ、room6、PLAYISMの代表者による「パネルディスカッション:パブリッシャー座談会」、個人開発者たちによる「スマホ対談:インディースマホゲームの魅力!個人でも運営型できますぜ」、プチデポットの川勝氏およびアニプレックスの木村氏による「『グノーシア』アニメ展開について(仮)」などが実施予定となっている。公開されているセッションの一覧は、下記画像のとおりだ。なお本イベントは後日動画での視聴も可能であるものの、一部アーカイブ化されない講演もあるそうだ。


「Indie Developers Conference 2025」は11月15日朝10時より、東京都中央区銀座1丁目にある「esports 銀座 studio」にて開催予定だ。チケットは受講パス+アーカイブ動画視が早割3400円、通常4400円。アーカイブ視聴のみが2400円となる。会場では開発中ゲームの持ち込みが歓迎。要望の多かった会場内懇親会も設置されており、懇親会への入場には受講パスに加えて500円の懇親会参加チケットが必要になるそうだ。




