Steam人気協力ホラー『R.E.P.O.』では「ショップで買えないレア装備」も検討中。大型アプデ目前に、今後実装したい新要素いろいろ明かす
semiworkは10月24日、『R.E.P.O.』についての最新情報を公開した。

デベロッパーのsemiworkは10月24日、『R.E.P.O.』についての最新情報を公開。10月30日に配信予定のアップデート内容に加えて、将来的に追加することを検討しているさまざまな要素について語られた。
『R.E.P.O.』は「物理演算ベース」の協力プレイ対応ホラーゲームだ。本作では重さや当たり判定など、ゲーム内のオブジェクトがすべて物理法則に従って動く。プレイヤーの目的は、廃墟から貴重品をなるべく多く持ち帰ること。ステージに点在する貴重品にはそれぞれ価格がついており、落としたりぶつけたりすると、その数値はどんどん減ってしまう。プレイヤーは廃墟に蔓延るモンスターたちから逃げるか相対しながら、貴重品を集めて慎重に運ばなければならない。
なお10月30日には本作の大型アップデート「Monster Update」が配信される予定。これまで動画で明かされてきた情報に基づくと、複数の新モンスターや新アクションが実装される見込みだ。

semiworkのYouTubeチャンネルでは、毎週1本のペースで動画が投稿され、本作の開発の舞台裏が紹介されてきた。同スタジオの開発者Pontus Sundström氏は、ユーザーから寄せられた質問への回答を通して、本作の今後のアップデート内容について詳細を公開した。
今回のMonster Updateで追加される新モンスターたちについてはその性質が互いに大きく異なり、既存の19体のモンスターと比べてもユニークであるという点で非常にこだわって作っているとのこと。なおモンスターについては、不具合の修正などを除き、既存のモンスターに新たな能力を加えるといった変更はおこなわない方針のようだ。

そして同氏は、ユーザーから寄せられたさまざまなアイデアについても言及。たとえば、モンスターに着せるスキンなどのコスメティック要素や、数レベルごとに出現といったより強力なボスモンスターについても、今回のアップデートですぐに実装されるとはならないものの、登場の余地があることを明かしている。
そのほか、ショップでは購入できずマップ内でのみ発見可能な装備やアップグレードを追加するアイデアなどにも興味を示した。本作ではサーバーに負荷がかからない範囲でコミュニティによるMod制作を推奨しているが、Sundström氏はマップ内にショップアイテムをランダムで出現させるModを導入してプレイした際に面白いと感じたそう。見つけにくいユニークなアイテムが存在するといった仕組みは同氏の好みだそうだ。semiworkではこうした面白いアイデアを「“would-be-fun-to-do” list(やったら楽しいことリスト)」に追加しているといい、引き続きフィードバックや意見を寄せてほしいとユーザーに呼びかけた。

なお先述したように、本作に向けては10月30日に「Monster Update」が配信されるが、登場する新モンスターに関する情報はアップデート当日まで最小限に留めたいとの意向を示していた(関連記事)。通例通りであれば、次回の動画投稿は配信日の前後になるとみられ、さらなる情報が紹介されることにも期待したい。
『R.E.P.O.』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。

