10秒攻略2Dジャンプアクション『十秒奪取!』早期アクセス配信開始。10秒以内にステージをクリアする、タイパ重視のさくさくアクションゲーム

メシードソフトウェアは10月17日、『十秒奪取!』の早期アクセス配信を開始した。

メシードソフトウェアは10月17日、『十秒奪取!』の早期アクセス配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は税込660円。2025年12月には正式リリースが予定されているそうだ。

『十秒奪取!』は、短いステージを10秒以内にクリアしていく、タイパ重視型2Dアクションゲームだ。本作の舞台である小さな王国ヴィクテマでは、幼くも利発な王女テレサと忠実な家来たちにより、平和で豊かな時間が流れていた。しかしある日、王女テレサは忙しい日々とお説教が嫌になり、王宮から逃げ出してしまう。メインキャラクターのエリシルは、王女に教育係としても仕えてきた、ヴィクテマ王国の騎士だ。本作で彼女は王女を追いかけて、仕掛けだらけの古城を進んでいく。ただし王女に帰ってもらうには、古城の各部屋を10秒以内にクリアしなければならない。騎士エリシルが仕掛けだらけの古城に挑む、時短の旅が繰り広げられる。

本作でプレイヤーは、エリシルを操作して各ステージを突破していく。エリシルは、ジャンプや空中ダッシュといったアクションが使用可能。ステージ上の敵やトゲ、穴などを避けながら、ゴールへの到達を目指す。ただし本作では、各ステージの制限時間が10秒となっている。本作では1ステージ10秒以内でクリア可能な100ステージを、試行錯誤によって次々に攻略していくわけだ。

ゲームを進めていくと、エリシルはスキルが使用可能になる。敵が凍って足場として利用可能になる「凍結魔法」、1ブロックの壁を1秒単位ですり抜けられる「壁抜け」、敵や足場を無視してローリング移動する「ローリング」が登場。スキルを上手く使うと、ステージによっては通常のルート以外での攻略も可能となっている。また本作では、ミスをしてもすぐにリトライ可能となっている。ゲームモードとしては、ステージセレクトやエディットモードなども搭載。クリア後向けにはRTAモードも用意されているそうだ。

本作は、木緒なち氏が代表を務めるゲーム制作会社メシードソフトウェアが開発している。同氏はグラフィックデザイナーなどとして活躍してきたクリエイターだ。シナリオも手がけており、『蒼の彼方のフォーリズム』では企画・メインシナリオを担当。ライトノベル作家として「ぼくたちのリメイク」も執筆してきた。

本作『十秒奪取!』は、そんな同氏が2024年5月に設立を発表したメシードソフトウェアによる第1弾タイトルだ。2025年夏にリリース予定とされてきたが、10月17日に突如早期アクセス配信が開始された。早期アクセス版では、ほとんどすべての全機能が実装されており、メインのゲームモードなどがプレイ可能。同氏の配信によれば、690円での販売が予定されていたものの、手違いにより660円になったそうだ。

また2025年12月には正式リリース予定となっている。正式リリース時にはエディットモードで作成したステージのオンラインへのアップロード/ダウンロード機能が追加となるそうだ。

十秒奪取!』は、PC(Steam)向けに税込660円で早期アクセス配信中だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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