“ハロウィン限定”MMO『Ghost Town Pumpkin Festival』オープン。毎年恒例のお祭りゲーム、今年はサーバー増強でさらにパンプキンだらけに
個人開発者のAdam Robinson-Yu氏は10月17日、期間限定ゲーム『Ghost Town Pumpkin Festival』をオープンしたと発表した。

個人開発者のAdam Robinson-Yu氏は10月17日、期間限定ゲーム『Ghost Town Pumpkin Festival』をオープンしたと発表した。対応プラットフォームはPC(itch.io)。
『Ghost Town Pumpkin Festival』は、ハロウィン期間限定のMMO(大規模多人数同時参加型オンライン)ゲームである。プレイヤーはゴーストとして、ハロウィンのお祭りに参加することができる。本作は2020年から毎年ハロウィン前後の期間のみサーバーが稼働しており、2025年も無事に公開に至ったかたちだ。ゲーム本体はユーザーが価格を決めるName your own price方式で配信されており、無料でダウンロードすることも可能となっている。

ゲームには、お祭り会場に置くことができるジャック・オー・ランタンを作成する「CARVE PUNMPKIN」、お祭り会場を歩き回る「VISIT FESTIVAL」、自分のゴーストのアバターを編集する「DESIGN YOUR GHOST」の3つのモードが存在している。いきなりお祭り会場を覗いてみても良いが、準備として自分のジャック・オー・ランタンを作り、ゴーストの顔やアクセサリを変えてみるのも良いだろう。なお、先述のName your own price方式で2ドル(約300円)以上を支払うと、多数の帽子がアンロックされるため、よりおしゃれができる。
お祭り会場は、ほかのプレイヤーが操作するゴーストたちや、ほかのプレイヤーが作成したジャック・オー・ランタンでいっぱいだ。会場内のあちこちにはジャック・オー・ランタンを設置できるポイントが多数存在しているため、ここぞという場所を探して歩き回るのも一興だ。また、気に入ったデザインのジャック・オー・ランタンには、バッジを贈ることも可能となっている。

お祭り会場には迷路やライドアトラクション、登るのが難しいアスレチックなど、多数のアトラクションが存在している。今回、2025年の公開にあたっては、新要素として映画館「GHOST TOWN CINEMA」が追加された。映画館の中では座ってスクリーンを眺めるだけでなく、ちょっとした謎解き要素も隠されている様子だ。
ほかにも、お祭り会場には「FREE PINS」と書かれた箱が設置されていることがある。箱からは缶バッジが入手でき、ゴーストにつけることが可能となっているため、探してみるのも良いかもしれない。
ちなみに、今年の公開ではサーバーが大幅に強化されており、同時に最大800人まで接続できるようになっているとのこと。その効果もあってか、本稿執筆時点ですでに約2万5000個ほどのジャック・オー・ランタンがお祭り会場に設置されている。なお、お祭り会場は10月1日には公開されていたようだが、Adam氏によれば「忙しくてうっかり告知するのを忘れていた」とのことである。今後さらに多くのジャック・オー・ランタンが設置されることだろう。
なお、本作のサーバーは例年通り10月いっぱいは稼働し、ハロウィン期間終了から1〜2週間後に停止される予定となっている。具体的な日時までは指定されていないものの、お祭りに参加したい場合は早めにしておくのが良いだろう。


本作を手がけたAdam Robinson-Yu氏は、カナダを拠点とする個人開発のインディーゲームデベロッパーだ。過去には多くの作品をitch.ioで公開しているほか、Steamではレビューで「圧倒的に好評」ステータスを獲得しているハイキングアドベンチャー『A Short Hike』をリリースしている。歩き回ることで思わぬ発見がある世界を作るという同氏の持ち味は、本作でも垣間見ることができる。
『Ghost Town Pumpkin Festival』はPC(itch.io)にてユーザーが価格を決めるName your own price方式で配信中。サーバーは11月中に停止予定だ。