『NINJA GAIDEN』の生みの親・板垣伴信氏、逝去。Facebookアカウントに遺言投じられる

板垣伴信氏のFacebookアカウントにて10月16日、同氏が逝去していたことが明かされた。

板垣伴信氏のFacebookアカウントにて10月16日、同氏が逝去していたことが明かされた。

板垣氏は、かつてのテクモにてTeam NINJAを率いて『デッド オア アライブ』シリーズや『NINJA GAIDEN』シリーズなどを開発していた人物だ。その後紆余曲折を経て2008年に同社を退職。その後同氏は、同じくテクモを退職した元Team NINJAの岡本好古氏らと共にチームを立ち上げ、テクモの元幹部であった兼松聡氏が設立したヴァルハラに合流。この際にヴァルハラは、ヴァルハラゲームスタジオと名を改めている。

同スタジオで板垣氏は代表取締役および最高技術責任者を務めたものの、2017年に一身上の都合により退職。2021年1月に板垣ゲームズ合同会社を設立したことが発表された。設立当初はPS5/Xbox Series X|S/PC向けに新作を開発することを表明。その後同社の業務内容は2024年10月に株式会社板垣プロダクションに集約され、「株式会社板垣ゲームズ」に商号変更。株式会社として事業が続けられていたとみられる。

一方、本日板垣氏のFacebookアカウントにて同氏の遺言が投じられ、同氏が逝去していたことが明かされた。投稿の時点で同氏は「もうこの世にはいない」と記されており、代理で投じられたようだ。信念に従って人生を戦い抜いたこと、悔いはないことが伝えられているほか、「ファンのみんなには、新作を届けることができなくて申し訳ない気持ちでいっぱいだ。ごめん。」と綴られている。突然の訃報を受け、ファンや業界人からの哀悼の言葉が寄せられている。同氏の冥福を祈ります。

【UPDATE 2025/10/16 19:09】
Team NINJAの公式Xアカウントも板垣氏の訃報について投稿しており、哀悼の意を示している。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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