Steam版「彩京」12タイトルが10月いっぱいで配信終了へ。『ガンバード』や『ストライカーズ1945』などの名作STG、購入しておけば販売終了後も遊べる

Steamで販売されているゲームブランド「彩京」タイトル計12作品が、10月31日をもって配信終了となる。

シティコネクションは10月15日、Steamで販売されているゲームブランド「彩京」タイトル計12作品について、10月31日をもって配信終了すると発表した。ライセンス契約の終了に伴う措置だとされている

彩京は過去にアーケードゲームを制作していたゲームメーカーだ。90年代におけるアーケードシーンをけん引した同ブランドのタイトルは、その独特の作風から「彩京シューティング」と呼ばれ、現在も多くのプレイヤーの間で根強い人気を誇っている。

『GUNBIRD』

京都で創業した彩京は、2002年にクロスノーツによって吸収合併され、その後はゲームブランド「彩京」として関連作品が制作されている。そして2007年より彩京タイトルの移植を手がけたゼロディブは、2019年頃からシティコネクション傘下となっていたが、今年2月にエディアによって買収された。

シティコネクションはこのたび、ライセンス契約の終了に伴い、Steamで販売されている彩京ブランド作品がを10月31日に配信終了となることを告知した。対象となるタイトルは以下の計12作品。

・『STRIKERS 1945』
・『STRIKERS 1945 II』
・『STRIKERS 1999』
・『GUNBIRD』
・『GUNBIRD 2』
・『GUNBARICH』
・『戦国エース』
・『戦国ブレード』
・『戦国キャノン』
・『SOL DIVIDE』
・『Dragon Blaze』
・『ZERO GUNNER 2-』

10月31日以降は新たにこれらの作品を購入できなくなるという。ただし配信終了日までに購入済みのユーザーは、10月31日以降も遊ぶことができるとのこと。

なお、他プラットフォーム向けの販売は継続することも今回伝えられた。現在彩京タイトルは、Nintendo SwitchやPS4向けに展開されているほか、Xboxコンソール・PC向けにもMicrosoft Storeで販売中。現状では、これらのプラットフォームで引き続き購入可能となるようだ。

『STRIKERS 1945』

今後の彩京ブランドのSteam版の展開について、続報があれば改めて案内されるとのこと。今後Steamで配信再開となる可能性もゼロではないものの、Steam版を手に入れておきたいユーザーは今月中に買っておくのがよさそうだ。ちなみに、配信終了が発表された12作品は、「彩京シューティング コレクターズバンドル」として、10%オフの税込1万692円で販売中。まとめて購入する場合はこちらも活用されたい。

Shion Kaneko
Shion Kaneko

夢中になりやすいのはオープンワールドゲーム。主に雪山に生息しています。

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