レコードパズルアクション『MotionRec』10月27日発売へ。キャラの動きを記録/再生、軌跡を駆使してステージを突破する

PLAYISMは10月15日、『MotionRec』を10月27日に発売すると告知した。

弊社アクティブゲーミングメディアのパブリッシングブランドPLAYISMは10月15日、『MotionRec』を10月27日に発売すると告知した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は1200円。発表にあわせて、新しいキーアートや動画も公開されている。

『MotionRec』は、動作の記録と再生によってステージを攻略していく、レコードパズルアクションゲームである。本作の舞台は、荒廃した世界。メインキャラクターのRecは、そんな世界で動き続ける文明記録ロボットだ。本作でプレイヤーはRecを操作して、ステージを突破する。Recの基本的なアクションとしては、移動やジャンプなどが用意されている。ただしステージ上には、高い崖や足場のないちょっとした谷など、困難な地形も存在。基本的なアクションだけでは突破できない。そこで本作では動きを記録し、再生する能力を活用する。

まずRecには、自身の動作の軌跡を記録する能力が備わっている。たとえば、記録を開始したあとに右にまっすぐ動くと、再生時にも記録時と同じく右へまっすぐ進んでいく。地上はもちろん、空中での再生時にも重力の影響を受けずに一定距離を移動。ジャンプだけでは届かない地点まで、地形を無視して到達できる。リフトによる上昇を記録して高い地点まで跳び上がるといった行動も可能。本作では、Recの持つ基本的なアクションやステージ上の仕掛けを利用して動作を記録し、記録した動作によってステージを進んでいくわけだ。動作の記録と再生によって攻略する、レコードパズルアクションが繰り広げられる。

ステージ上には、再生に影響を及ぼすギミックや、複雑な地形なども登場。空中で再生できる回数が限られているなど、能力には制限もある。そのほかストアページによると、本作ではステージを進んでいった先で、機械に支配された世界の謎も明かされていくそうだ。

本作は、東京・渋谷を拠点に活動するHANDSUMが手がけている。公式サイトによると、同社は主な業務としてデザインおよびクリエイティブに関わってきたそうだ。本作については、「MOTION●REC」として2023年7月にプロトタイプ版が公開。5分程度の短い内容ではあったものの、プレイヤーから「動きを記録して再生する」コンセプトを活かした内容が評価されるとともに、ちょっとした注目を集めていた。その後同作は、「Motion Rec」としてイベントへの出展などがおこなわれてきたが、今回ついに発売日が決定となったわけだ。

『MotionRec』はPC(Steam)向けに、1200円で10月27日発売予定だ。Steamでは体験版が公開中。ゲーム序盤のステージがプレイ可能となっており、「再生と記録」を含めた基本的な仕組みを使ってギミックに挑めるようだ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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