ホロライブの空登りイライラアクション『はねホロ!』発表、10月17日に無料配信へ。『Only Up!』風ゲーム、足場はすべて“メンバーの思い出”由来

holo Indieは10月8日、ジャンプアクション『はねホロ!』を発表した。10月17日配信予定。

ホロライブプロダクションの二次創作ゲームブランドholo Indieは10月8日、ジャンプアクション『はねホロ!』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、10月17日配信予定。ストーリーを含む長大なメインステージがすべてプレイ可能な無料版のほか、全35名のキャラクターを含む「通常版アップグレードDLC」が用意される。

『はねホロ!』は、女性VTuberタレントグループ「hololive(ホロライブ)」のメンバーを操作して、ゴールを目指す3Dジャンプアクションゲームだ。兎田ぺこら氏とムーナ・ホシノヴァ氏(以降、敬称略)はコラボを予定していたものの、ムーナが現れないことに焦ったぺこらはムーナを迎えに行くことに。プレイヤーはぺこらを操作して、建設中の軌道エレベーター「新ぺこらタワー」を登って月を目指していく。

新ぺこらタワーの足場はさまざまなオブジェクトが離れて配置されており、プレイヤーはタイミングよくジャンプして足場を渡っていく。チェックポイントの有無は不明ながら、空登りアクション『Only Up!』風のゲームになっているようだ。長大なメインステージの途中で落下してしまった場合は、序盤からやり直すということもあるのかもしれない。本作では、頂上までに分岐するルートが存在しており、クリアタイムを世界中のプレイヤーと競うことも可能だという。

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また、本作ではジャンプアクションのほかに滑空アクションが用意されている。ステージに配置されるマスコットバルーンを取得することで滑空できるようになり、落下対策だけでなく、ときにはショートカットにも活用できるようだ。しかしながら、バルーンの数には限りがあるため使いどころが肝となる。

さらに、ステージ中に配置される250個以上のオブジェクトは、すべてホロライブメンバーのエピソードを元ネタとして製作されているという。オブジェクトを掴んで重ねて足場を高くしたり、トランポリンのように大ジャンプしたりといったさまざまなオブジェクトが存在。アイテムを取得することで解放されるギャラリーでは、オブジェクトの元ネタが解説される。

そんな本作は10月17日にSteam向けに無料で配信予定。無料版ではストーリーを含む長大なメインステージ、3名のキャラクター、難易度ノーマルが選択可能だ。加えて「通常版アップグレードDLC」を購入することで、日本のホロライブメンバーを中心とした全35名のキャラクターが選択可能になる。キャラクターの3Dモデルは許諾が得られた公式モデルが使用されており、高品質な3Dキャラクターを操作できることも本作の特徴だろう。

そのほか、期生ごとのショートステージも収録されており、現実の最新エピソードを踏まえてステージやオブジェクトがアップデートで追加される予定となっている。DLCの詳細は後ほど発表予定となっているものの、これらもDLCの購入で利用可能となるのかもしれない。

本作を手がけるDiceyCraftは、一人で開発をおこなう日本の同人ゲームサークルだ。2017年にSteam向けに3D影踏みアクション『魔女と偽りの影』をリリース。それ以来、長らく作品が発表されていなかったものの、ホロライブの二次創作ゲーム向けブランド「holo Indie」の立ち上げ後、2024年1月に作品を申請。そしてこのたび、本作の発表に至ったようだ。膨大なホロライブのエピソードが収録された、ホロライブ愛に溢れた作品となっていることがうかがえるため、興味のある方は無料版からプレイするのもいいだろう。

『はねホロ!』は、PC(Steam)向けに10月17日に配信予定だ。

Haruki Maeda
Haruki Maeda

3DアクションRPGと犬をこよなく愛するPCゲーマー。『フォールガイズ』のようなわちゃわちゃ系も大好きです。

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