暗殺者ロールプレイTPS『BLACKWOOD』発表。「昼はDVD店オーナー、夜は凄腕の殺し屋」な二重生活、多彩テイクダウンでスタイリッシュ暗殺
AttritoM7 Productionsは10月7日、『BLACKWOOD』を発表。本作はDVDストアの店主と暗殺業の二重生活をおこなうアクションアドベンチャーゲームだ。

デベロッパーのAttritoM7 Productionsは10月7日、『BLACKWOOD』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2026年第3四半期にリリース予定。
『BLACKWOOD』は三人称視点のアクションアドベンチャーゲームだ。舞台となるのは2012年のニューヨーク。主人公のAnton Blackwoodは小さなDVDストアの店主をしつつ、影では暗殺業を営んでいる人物。プレイヤーはAntonとして表と裏の生活のバランスをとりながら、裏社会の戦いに身を投じることになる。

本作は緊迫感のある戦闘が特徴の作品になるとのこと。拳銃やライフルなどを駆使して銃撃戦を展開しつつ、ダイブやローリングといった回避アクションで射線を逸らしながら、敵をしとめていくことになるようだ。また本作ではテイクダウンモーションが30種類以上用意され、映画的な演出による派手なキルを楽しめるとのこと。格闘術によるテイクダウンも戦闘の重要な要素になるようだ。
一方本作では暗殺者として戦うだけでなく、主人公Antonとして表の生活も送ることになる。AntonにとってDVDストアはただの表向きの職業ではなく、生きる場所なのだという。ゲームプレイとしては店主としてDVDを売り買いしたり、店をデコレーションしたりといった要素が用意されるそうだ。またアパートでくつろぐこともできるそうで、昼と夜の生活のコントラストが描かれる作品になるのだろう。
しかしそんなAntonの生活を影から監視し、操ろうとする何者かが存在しているという。裏の仕事を続けるうちにAntonは陰謀に巻き込まれ、道徳と過去の因縁のはざまで葛藤することになるとのこと。本作の物語はマーベル作品から影響を受けているそうで、欠点のある人間の描写を交えた映画的なストーリーが展開されるとのことだ。

本作を手がけるAttritoM7 Productionsはバングラデシュに拠点を置くゲームスタジオだ。過去には特殊部隊がモチーフのタクティカルFPS『Zero Hour』を開発。同作はリアル寄りの戦術的なゲームプレイが話題を呼び、Steamユーザーレビューは本稿執筆時点で約2万8000件が投稿。評価はうち79%が好評とする「やや好評」となっている。本作『BLACKWOOD』は三人称視点の作品で異なる部分もあるが、ガンプレイなどにおいては過去作開発のノウハウが活かされていることだろう。
『BLACKWOOD』はPC(Steam)向けに、2026年第3四半期にリリース予定だ。