今年のGolden Joystick Awardsにも国内タイトルずらり、投票受付開始。『デススト2』『ハンドレッドライン(ハンドラ)』など好評作品並ぶ

Golden Joystick Awardsのノミネート作品が10月3日に発表され、投票受付が開始。さまざまな国内タイトルがノミネートされている。

Golden Joystick Awardsのノミネート作品が10月3日に発表され、投票受付が開始された。今年も国内開発元、あるいは販売元が手がける作品が複数ノミネートされている。

Golden Joystick Awardsは、イギリスで1983年より続く歴史あるゲームアワードだ。本アワードは過去12か月に発売されたタイトルなどを対象に、基本的には受賞作品がユーザーらによる投票で決定される点が特徴だ。The Game Awards、D.I.C.E. Awards、Game Developers Choice Awardsと共に“4大GOTY”とされることもある、影響力のあるゲームアワードとなっている。

第43回目となるGolden Joystick Awards 2025は、現地時間11月20日に受賞式が開催予定。先日10月3日には投票受付が開始され、最優秀賞であるUltimete Game of the Yearを除くノミネート作品が公開となった。昨年に引き続き、多数の国内メーカーのタイトルが選出されており、部門を一部ピックアップして紹介していこう。

なかでもConsole Game of the Yearでは6作品のうち『ゴースト オブ ヨウテイ』を除く5作品が国内作品。『ドンキーコング バナンザ』『モンスターハンターワイルズ』『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』『マリオカート ワールド』『ソニックレーシング クロスワールド』が選出された。

Console Game of the Year
『ゴースト オブ ヨウテイ』
『ドンキーコング バナンザ』
『モンスターハンターワイルズ』
『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』
『マリオカート ワールド』
『ソニックレーシング クロスワールド』

また『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』はBest Visual DesignおよびBest Audio Designに、『ドンキーコング バナンザ』はBest Audio Designに、『マリオカート ワールド』はBest Multiplayerにもノミネート。ほか、『SILENT HILL f』はBest StorytellingおよびBest Soundtrackにも選出されている。複数の部門にノミネートされた作品もあるわけだ。

Best Visual Design
『ゴースト・オブ・ヨウテイ』
『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』
『Clair Obscur: Expedition 33』
『The Midnight Walk』
『Sword of the Sea』
『アサシン クリード シャドウズ』

Best Audio Design
『ゴースト・オブ・ヨウテイ』
『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』
『ドンキーコング バナンザ』
『バトルフィールド6』
『ツーポイントミュージアム』
『Cronos: The New Dawn』

Best Soundtrack
『Clair Obscur: Expedition 33』
『SILENT HILL f』
『South of Midnight』
『エリクスホルム:奪われた夢』
『DELTARUNE』
『Sword of the Sea』

Best Multiplayer
『バトルフィールド6』
『PEAK』
『ELDEN RING NIGHTREIGN』
『スプリット・フィクション』
『マリオカート ワールド』
『REMATCH』

Best Storytelling
『Clair Obscur: Expedition 33』
『SILENT HILL f』
『Blue Prince』
『マフィア:オリジン ~裏切りの祖国』
『Lost Records: Bloom & Rage』
『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』

そして先述した作品を除くと、Best Multiplayer Gameでは『ELDEN RING NIGHTREIGN』が選出。またBest Storytellingでは『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』がノミネートされている。今年前半にリリースされ高い評価を受けてきた国内作品も、改めて選出されているかたちだ。

『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』

このほか今年のGolden Joystick Awardsではリメイク・リマスター作品が選出されるBest Remake / Remaster部門が新設。国内タイトルとしては、『METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER』『空の軌跡 the 1st』が選出されている。

Best Remake / Remaster
『METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER』
『空の軌跡 the 1st』
『The Elder Scrolls IV: Oblivion Remastered』
『The Talos Principle: Reawakened』
『Gears of War: Reloaded』
『トニー・ホーク プロ・スケーター 3+4』

そして未発売の作品が選出されるMost Wanted Gameには国内作品からは、『バイオハザード レクイエム』『キングダムハーツIV』『OD – KNOCK』『鬼武者 Way of the Sword』がノミネートされた。発売時期未定の作品も含まれているものの、来年以降の本アワードでも国内タイトルが存在感を放っていくかもしれない。

『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』

なおノミネート作品のなかには、Steamオータムセールなどでセール中の作品もある。本稿で紹介した国内タイトルでは、『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』がNintendo Switch/PC(Steam)で定価7700円の20%オフとなる6160円でセール中。また『モンスターハンターワイルズ』がPS5/PC(Steam)にて定価8990円の30%オフとなる6293円で、Xbox Series X|Sでは定価9900円の35%オフとなる6435円でセール中となっている。『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』もPS5にて定価の15%オフとなる7633円のセールを実施中。セールの終了時期はそれぞれ異なるものの終了間近であり、詳しくはストアページをチェックされたい。

なおGolden Joystick Awards 2025への投票は現地時間10月31日まで受付中。授賞式は現地時間11月20日に開催予定だ。各部門でどの作品が栄冠を手にするのか注目したい。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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