世紀末荒野爆走カーバトル『Drivers of the Apocalypse』が熱い注目浴びる。敵車両食い荒らし“サンドワーム”など、キワモノ武装車両が目白押し

Dinosaurs Are Betterが手がける『Drivers of the Apocalypse』について、開発中映像が公開されて話題となっている。本作はシングルプレイの乗り物戦闘ゲームであり、今回は“サンドワーム”風の乗り物がお披露目されたかたちだ。

デベロッパーのDinosaurs Are Betterが手がける『Drivers of the Apocalypse』の開発中の新映像が公開され、話題を博している。披露されたのは新たなプレイアブル車両であり、巨大なワームのような車両が荒野を這い回る様子に注目が寄せられている。

『Drivers of the Apocalypse』はポストアポカリプス世界で争うシングルプレイの乗り物戦闘ゲームだ。対応予定プラットフォームはPC(Steam)。プレイヤーはThunder Strike Forceという組織に所属する新人傭兵「Artemis」として武装した車列を襲ったり、それらを率いるボス車両を討伐したりすることとなる。

バトルでは車両に搭載されたライフルやミサイルといった武装を駆使して、敵車両を撃破。反対に、プレイヤーが操る車両がダメージを負いすぎると爆発してしまう。とはいえ、爆破された場合にも生き延びる術はあり、弱った敵の車両があればそれを奪って戦い続けることができるという。敵を撃破しつつ、代わる代わる車を乗り換えていくのが重要そうだ。

また荒野でのバトルにあたっては携行するドローンのカスタムが可能なようだ。ドローンには修復パーツや防御用パーツなどを搭載することができるようで、これが車両のカスタムのほか、ステータスの上昇値にかかわってくるのだろう。

そんな本作を手がけるのはDinosaurs Are Better。同社は、ゲームデザイナーであり、Remedy Entertainmentにて『Max Payne 1 & 2 Remake』のプリンシパルVFXアーティストを務めているJussi Kemppainen氏が率いている。今回、同氏はX上に『Drivers of the Apocalypse』の開発状況をお披露目。プレイヤーが動かすことのできる車両のひとつとして、映画「DUNE/デューン」に登場するサンドワームを彷彿とさせる、管状車両を操作している動画を公開した。

動画では銃撃をものともせず敵車両を追い立て、敵を食い荒らすように蹴散らす様子が収められている。まさに車両を“飲み込む”ような勢いで荒野を駆けている車両は、まさに「DUNE/デューン」のサンドワームを彷彿とさせる威容を誇っている。ちなみに今回のサンドワーム風車両のデザインは、インフルエンサーのCohh Carnage氏からインスピレーションを受けたとのこと。詳細は不明ながら、インフルエンサー的な視点で新車両のデザインについてアドバイスがあったのかもしれない。

こうしたダイナミックさが注目されたのか、当該投稿は本稿執筆時点で約280リポスト、約3500いいねを集めている。同氏はXアカウントにて今回の“サンドワーム”のほかにもさまざまな開発中の映像をポストしており、開発状況が気になる人はチェックしておくといいだろう。

『Drivers of the Apocalypse』はPC(Steam)向けにリリース予定だ。時期は現時点では未定。なお本作は現在プレイテストを実施中。ストアページより「アクセスをリクエスト」ボタンを押下することで、参加申請が可能だ。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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