幻想砂漠サカナお助けゲーム『瓶の中のサカナのために』Steamにてお披露目。孤独なサカナの望みを叶える、ふしぎ謎解きADV

pickee(makina)氏は10月5日、『瓶の中のサカナのために』のSteamストアページを公開。本作はサカナの望みを叶えるためにパズルを解く、謎解きADVだ。

開発者のpickee(makina)氏は10月5日、『瓶の中のサカナのために』のSteamストアページを公開した。同作はPC(Steam)向けに2026年リリース予定。ストアページ上ではスクリーンショットや動画などが公開されている。

『瓶の中のサカナのために』は、小さな瓶に入ったサカナをパズルを解いて助けてあげる、ポイント&クリック型のパズルアドベンチャーゲームである。本作で主人公は、広い砂漠の中で小さな瓶に入ったサカナを見つける。瓶の中のサカナは、何かを欲しがっているのだという。主人公は哀れなサカナのために、アイテムを入手。孤独な生き物のためにパズルを解き、静かな旅路の仲の一幕が繰り広げられるようだ。しかし、サカナの望みを叶えるのは、本当に正しいのだろうか。欲を持たず、閉じた世界で満足していれば、苦しみを知らずにいられる。本作では幻想的な世界での孤独なサカナにまつわるストーリーも待ち受けているのだろう。

主人公は孤独な生き物のため、サカナの望むアイテムを集めていく。広大な砂漠には、パズルが点在している。プレイヤーは砂漠のパズルを解いて、アイテムを集めていくのだ。動画やスクリーンショットを見る限り、本作の砂漠には王冠をかぶったカラスや目玉の詰まった家、標識の並んだ何かなど、砂以外のものが多数存在している。パズルとしては、シンプルながら工夫された謎解きが展開。手書きのアートによって、超現実的な雰囲気が描かれているという。本作では奇妙で幻想的な砂漠でのパズルやストーリーが、ポイント&クリック型のパズルADVとして表現されるわけだ。

本作は、開発者のpickee(makina)氏が開発している。過去作としては、九州大学の公認サークル・九州大学物理研究部(Qpic)による謎解き探索アドベンチャー『異形の街のアニー』の制作に参加。同氏はシナリオやキャラクターデザインに携わっていたそうだ。本作については2025年6月ごろより、同氏のX(旧Twitter)アカウント上で画像などが披露されてきた。今回はSteam上でのストアページが公開されたかたちとなる。また本作は、2025年11月9日に開催される「東京ゲームダンジョン10」へ試遊出展予定であるそうだ。

『瓶の中のサカナのために』は、PC(Steam)向けに2026年リリース予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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