基本プレイ無料大型MMORPG『逆水寒』は、TGS2025ブースも凄くデカい。豪華絢爛、ゲームから飛び出してきたような“逆水寒テーマパーク”を見てきた
オープンワールドMMORPG『逆水寒(Sword Of Justice)』のTGS2025出展ブースを訪れ、豪華絢爛な舞台を見学してきた。

NetEase Gamesは9月25日から28日まで開催された「東京ゲームショウ 2025(以下、TGS)」にて、『逆水寒』のブースを出展。試遊台が設置されていただけでなく、ステージショーなどさまざまな催しがおこなわれていた。本稿では、賑わいを見せていた現地の様子をお伝えしよう。
『逆水寒(Sword Of Justice)』(以下、逆水寒)はオープンワールドMMORPGだ。PC/iOS/Android向けに、2025年内に配信予定。本作の舞台となるのは12世紀初期、北宋時代の中国だ。武侠小説の人気作家・温瑞安の作品群を原作としており、プレイヤーは壮大な歴史上の中国を冒険する。

『逆水寒』のブースは幕張メッセ・ホール8のやや奥よりに存在。多くの来場客に歩みを合わせて会場を進んでいくと、きらびやかなブースが目に飛び込んでくる。本作のブースで真っ先に目に留まるのは、なんといっても中央に設置された大きなステージである。桃の花や灯篭などが豪華に施されており、まさに本作の世界観が再現されていた。
ステージの上にはコスプレイヤーたちが定期的に登壇し、パフォーマンスを披露。コスプレイヤーはそれぞれ異なる衣装を身に着けており、いわゆる衣装被りがない。発表によるとのべ20名のコスプレイヤーが集結していたそうで、筆者の滞在中にもいろんなコスプレイヤーさんが入れ替わり立ち代わり登場。ひらひらとした布を使ったダンスなど、華やかな催し物が披露された。



またステージ上だけでなく、通路にも多くのコスプレイヤーがいて、タイミングが合えば写真撮影にも応じてくれた。本作を先行プレイしている筆者は自キャラにいろんな衣装を着せて楽しんでいるが、マイキャラに着せた覚えがある衣装の方も登場し、ひとりでテンションを上げていた。


そして『逆水寒』のブースではステージイベントだけでなく、さまざまな催しが実施。たとえば本作の公式マスコットとして活躍中の「血河ワンコ」と“ふれあえる”コーナーが用意されており、タブレット内の血河ワンコと交流することができた。タップするとお手をするなど、リアクションをしてくれて可愛らしく、思わず顔がほころぶ。

そのほかスタンプラリーが開催されており、フォトスポットで撮った写真をXに投稿などすることで専用の台紙にスタンプがもらえるほか、ノベルティもプレゼント。もらえるギフトのなかでは水墨風ショルダーバッグは特にサイズが大きく、黒地に黄色の文字というかなり目立つデザイン。TGS会場で貰ったものをまとめておくバッグとして活用している人も多く、『逆水寒』ブースから離れたところでも持ち歩いている人を多く目撃した。
またちょっと変わったプレゼントとして、「特製書道扇子」もあった。専用スタッフに好きな漢字をリクエストして、白地の扇子に筆で書いてもらえるというサービスだ。筆者が少しスタッフに話を伺ったところ、書いている人はもちろん書道の心得があるが、本作のブースには日本はもちろん中国からのお客さんも多く来訪。ふだんあまり書かない漢字などもリクエストされて、ちょっと苦労しながら書いていたそうだ。筆者も扇子が欲しかったが、人が多かったので遠慮しておくことに。

最後に試遊台に目をやると、ステージの二階部分にキャラクターパネルが設置され、スペースの頭上を彩っていた。先行プレイをすでに体験している筆者は試遊も遠慮したものの、試遊は整理券が配備されてスタッフの案内の元におこなわれていた様子。盛況ながらも手際よく、スムーズに進行していた印象を受けた。

以上が東京ゲームショウ 2025、『逆水寒』ブースのレポートとなる。TGSにはもちろん、工夫をこらしたさまざまなブースが展示されていたが、きらびやかな『逆水寒』の世界を再現した本作のブースは独自の存在感を放っていた。すでに先行プレイをたくさん遊んでおり、取材で訪れている筆者は試遊体験などは遠慮したものの、それでも本作の世界観を堪能できた。ステージパフォーマンスを鑑賞し、フォトスポットで写真を撮るだけでも楽しめる、テーマパークのようなブースだ。取材を終えた後も通りがかると何かしら催しがおこなわれていて、とにかく活気が印象的だった。
『逆水寒(Sword Of Justice)』はPC/iOS/Android向けに、2025年中に日本向けサービスを開始予定だ。現在事前登録を受付中。